音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

11月の曲

2023-11-03 08:03:00 | 現代
また来てしまいました!
噴煙のあがっている桜島。

前後しましたが、六甲アイランド。
あの真ん中辺りにラサーラ ディ オルフェオが…。

5日本番なのに、

沖縄。
天気予報は晴れだったのに、豪雨だったのはバチがあたったのか?!


赤嶺駅近くの「魚丸」さんでお昼ごはん。

店内海の中みたい。

刺身定食、

海老フライととろろ海鮮丼
お腹いっぱい。
食べているうちに雨はあがって、ゆいまーるに乗って、チェックイン。
それからヤチムン(焼き物)のお店へ、明日から2日間、陶器市です。

前回来た時に聞いて、すぐ予約してしまいました。

二泊三日、吹かずに本番なんて度胸のあることはできず、フルート持参です。
当日はバスフルートですが、さすがに大きすぎて持参できず、

本体洋銀に黃柘植頭部管。
Lineに送ってもらった先日の最終練習の時の録音を聞きながら、バスフルートのパートを吹きます。
まあ、気休めかも。

11月の曲といえば、「ノヴェンバー・ステップス」
武満徹(1930-1996年)東京生没

によって
1967年に作曲されました。
武満徹は東京音楽学校(現東京芸術大学)の受験をしようとするも自ら放棄し、作曲家として1人で立つ決意をします。

20歳でデビューしますが、すぐには評価されませんでした。
1957年「弦楽のためのレクイエム」を作曲。徐々に評価が高まります。

「ノヴェンバー・ステップス」は、1967年ニューヨークフィルハーモニー管弦楽団の創立125周年を記念する曲としてバーンスタイン

 
から依頼されて作曲しました。(バーンスタインは、小澤征爾から武満の琵琶と尺八のみの曲「エクリプス」を聞かされて、大変気に入りました。)

邦楽器と西洋音楽の融合をテーマに、尺八と琵琶を入れて作られました。

武満は、「オーケストラに対して、日本の伝統楽器をいかにも自然にブレンドするというようなことが、作曲家のメチエであってはならない。むしろ、琵琶と尺八がさししめす異質の音の領土を、オーケストラに対置することで際立たせるべきなのである」
「洋楽の音は水平に歩行する。だが、尺八の音は垂直に樹のように起る」
と言っていて、融合にはとても苦労したそうです。舞台配置を通常とは違えるなど工夫がされています。

「ノヴェンバー・ステップス」という名前は11月に初演が決まっていたのでノーヴェンバー、邦楽の段物の意味でステップスを使いました。

1967年11月9日、ニューヨークへ鶴田錦史(琵琶)と横山勝也(尺八)を迎え、小澤征爾の指揮で演奏されました。

1990年小澤征爾、新日本フィルハーモニー 鶴田錦史(琵琶) 横山勝也(尺八)による「ノヴェンバー・ステップス」前半




最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Tristan)
2023-11-03 09:05:59
「ノヴェンバー・ステップス」は名曲ですねー。
そして「弦楽のためのレクイエム」も。
武満徹の曲は、どれも、いつ聴いても、心の琴線に触れます。
返信する
沖縄 (takan32)
2023-11-04 07:37:00
久米さんへ、私のブログにいいね!をありがとうございます。
きのうは大阪も沖縄と同じくらい暑い日でした。全国的にですけど---。
きょうも暑くなりそうです。
返信する
Unknown (m-fluteangel16)
2023-11-06 09:31:41
Tristanさん、そうですよね。武満徹はいいですよね~!琴線に触れる…なんだか尋常でないエネルギーを感じますね。
返信する
Unknown (m-fluteangel16)
2023-11-06 09:33:15
@takan32 さん、こちらこそいつもありがとうございます。大阪でも暑かったのですね!
私は長袖しか持っていってなかったので暑さでバテバテながら欲につられてあるき回っていました😅💦
返信する

コメントを投稿