生徒のSさんから、お土産をいただきました。
先週、ポルトガルに行って来られました。
絵葉書は
アヴェイロという駅だそうです。
タイルの装飾が美しい!
なべ敷きの刺繍は、ポルトガルの伝説の幸運の象徴「ガロ」という雄鶏の模様です。
盗みの疑いで逮捕された巡礼の男が、裁判を受けますが無実だと訴えても、信じてもらえず処刑されることになりました。
その前夜、最後の望みとして、裁判官に会うことになりました。
裁判官は家で饗宴の真っ最中。
男はやはり無実を訴えましたが、信じてもらえません。
テーブルの上の丸焼きの雄鶏を指差して
「明日の朝、私が無実ならこの鶏が鳴くでしょう。」と言って牢屋に帰りました。
さて、裁判官たちは大笑いしていましたが、雄鶏を食べずに置いておきました。
ところがその雄鶏、翌朝処刑の直前に、起き上がって鳴きました。おかげで巡礼の男は処刑されずに済みました。
それ以来、雄鶏は真実の証、幸運の象徴としてガロと呼ばれて大切にされるようになったのです。
それから金平糖。
ポルトガルと日本のつながりは結構長いのです。
1604年、ポルトガルの宣教師によって作られた日葡辞書で、失われた日本語を探した記憶が蘇りました。
ファド 運命と呼ばれる民族音楽も有名です。
Sさん、とても楽しかったそうです。
「フルートの練習できてなくて。」
と、言われてましたが、リフレッシュできたのか、いい音なってました😊
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