音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

聖なる御子

2024-11-03 21:00:00 | バロック
金曜日1週間ぶりに赤ちゃんの保育に行ってみると
「ずいぶんしっかりしましたね。」
お母さん「うつぶせになってずり這いしそうなのですが、まだそこで止まっています。」
しばらく抱っこして遊んでいましたが、結構動くので和室で寝かせて遊んでいたら寝返り。
「どうかなぁ?」と思って少し離れたところにおもちゃを置いて見守っていると、ゆっくりですが、ずり這いしておもちゃをつかみました。

それから、少し遠くの別のおもちゃ、またおもちゃへと結局和室中をぐるぐる。
子どもが成長するのは早いです。
うれしくなってしまいました。

連休初日の土曜日。
枚方市は午後から大雨警報で、次男は職場に呼び出されて出勤していきました。
全国で警報がでているようです。
どうか被害がありませんように🙏

ヨハン セバスチャン バッハ(1685-1750年)神聖ローマ帝国ザクセン選帝侯領アイゼナハ生まれ、神聖ローマ帝国ライプツィヒ没

カンタータ第1番
「あしたに輝く たえなる星よ」
BWV 1用途:受胎告知の祝日(3月25日)
Wie schön leuchtet der Morgenstern

「 明けの明星はいかに美しく輝くか」は、フィリップ・ニコライによるルター派の賛美歌です。

ニコライにより1597年に書かれ、1599年に初めて出版されました。

この賛美歌は、何世紀にもわたって音楽作品に影響を与えてきましたが、特にバッハのコラールカンタータ『明けの明星の美しく輝くもの』BWV 1が有名です。

ペーター・コルネーリウス、フェリックス・メンデルスゾーン、フーゴ・ディスラー、エルンスト・ペッピング、・カーゲル、ナジ・ハキムもこの歌詞に作曲してぃます。

ニコライの 1599 年のFrewdenspiegel deß ewigen Lebensに初掲載
これは受胎告知のための教会カンタータです。
カンタータが作曲された1725年当時、受胎告知(3月25日)は枝の主日フィリップ・ニコライの歌「明けの明星のなんと美しく輝くこと」(1599年)に基づくバッハのコラールカンタータの一つです。  

カンタータの初演で使用された最初のソロヴァイオリンパート
ニコライは1597年の疫病への対応としてこの歌詞を書きました 7つの節からなるこの賛美歌は、神秘的な結婚の歌である詩篇45篇に基づいています。ヨハネの黙示録22章16節によれば、イエスは明けの明星と同一視され、詩篇の花婿です。
(写譜:ヨハン・アンドレアス・クーナウ)
ライプツィヒトーマスカントル(聖トーマス教会のカントル)

新教会、1749年

に就任して2年目に作曲した曲で、四旬節この種の音楽は受胎告知(3月25日聖枝日の頃)と枝の主日(復活祭前の日曜日に当たるキリスト教の移動祝日である。この祝日は、キリストがエルサレムに入城した際に群衆がヤシの枝を振ってキリストを迎え、敬意を表したことに由来します)の両方に適していて、キリストの到来を待ち望む気持ちを表現しています。

バッハのコラール・カンタータ連作、この賛美歌は同時代の詩人によって言い換えられ、賛美歌の最初と最後の節はレチタティーヴォとアリアが交互に続く連続なっています。

1.合唱

あしたに 輝く

恵みと まことの

たえなる 星よ

ダビデの 裔(すえ) なる

イェス 君こそ

わが 心の 主なれ

いとし

やさし

栄えに 満ちたる わが イェス

いと 高き 君よ

(Philipp Nicolai „Wie schön leichtet der Morgenstern“1599 第1節)

2.レチタティーヴォ(テノール)

まことの 神の 子

いかに うるわし

なが 命の 言葉

民ら みな 久しく

待ち望みし もの

み使いの 訪れ

ベツレヘムに 現わる

おお 天(あめ)の み糧(かて)よ

怖れも 死も はや

こを 奪いえず

(以下5.までPhilipp Nicolai 同上 第2~6節の書き換え)

3.アリア(ソプラノ)

充たせや 天なる 神の 炎

あこがれ 望む わが 胸を

心に 迫るは

いと つよく 燃えさかる 愛

地にて 受くる み国の 幸


4.レチタティーヴォ(バス)

この 世の 輝き

心に 触れず

喜びは み神より いず

主の 血に より

わが 糧

備えらるればなり

されば われら

主に 向かい

ともに 捧ぐべし

喜びと 感謝の

ほめ歌をば


5.アリア(テノール)

歌と 楽の音(ね)もて

なれを 讃(たた)えん

感謝と

捧げもの そなえん

心と 念(おも)いは

大いなる 主を 讃えて

高めらる

生ける かぎり


6.合唱

げに 幸なるかな

とこしなえの 主に

より頼めば

あまつ み国にて

主は われを 招き

友と したまわん

アーメン

アーメン

来たれ 喜びの 冠(かむり)なる

主こそ わが 望み

(Philipp Nicolai 同上 第7節)
原詞:作者不詳(フィリップ・ニコライ同名コラールに基づく)
訳詞:大村恵美子