おすすめ度 ☆☆☆
劇場未公開
スペイン・ブルガリア合作
かなりきわどいシーンが
コロンビア最大の麻薬密売組織を創設した麻薬王・エスコバルの生涯を描くサスペンス。
エスコバルをハビエル・バルデムが演じている。腹を膨らましただらしない風貌。
TVキャスターで愛人のヴァージニア。彼女の手記がベースになっている。ハビエルと実の夫婦のペネロペ・クルスが演じている。ケバイ化粧。
容赦ない制裁、力と金でねじ伏せようとするパブロも大概だが彼を利用しようとするDEAのやりとりも非常に腹黒いから"全員悪"な共感0の作品。
パブロは、糟糠の妻と息子と娘を大事にする家庭人の面も見せる。ただの犯罪王ではなく、多面的に光を当てて、不世出の怪人物を鮮やかに表現する。