ひろの映画見たまま

映画にワクワク

選挙

2007-07-27 19:49:09 | 映画
川崎市の補欠選挙は、首相、外務大臣、知事候補、県議、市議と

自民党の総決起で戦われた選挙だ。

2005年当時、小泉ブームのさなかで、見ず知らずの地に立った、落下傘候補は、

先輩に尻を叩かれて、必死に選挙活動をした。そのさまをじっくりと映像化したドキュメンタリーだ。

奥深く撮影がよく許可されたかと思うが、出演者の性格によるものだろう。

期せずして、日本の従来型の選挙の戦い方が暴かれる。

映画のもくろみ通り、僅差で勝利する。そこでドラマが生きた。

後日談で、結局次の市議選には出馬しなかったが、その原因は

この映画で如実に描かれている。

それは、地盤だ。

地盤のない落下傘候補では勝てないのだ。

例の小泉郵政選挙はそういう意味で稀有の選挙であり、

次回の衆院選が楽しみとなる。

選挙は、政治を決める大きなぷろせっすだから、

この映画の意味は大きい。

ただ、観客は年長者が多かった。若い人に見てほしいのに。
コメント
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