ひろの映画見たまま

映画にワクワク

バンデージポイント

2008-03-12 18:24:45 | 映画
スペインはサラマンカの広場、そこで厳重な警戒のもと

テロ撲滅のサミットが開かれ、アメリカ大統領も出席演説した。

その大衆の面前で、大統領は狙撃される。それに続いて、テントに投げ込まれた

爆弾により、広場は爆風による惨劇へと続く。

8人の視点で、この狙撃の現場を描く斬新な演出が

導入部を面白くしている。

まず、テレビ中継、てきぱきと指示を出す、女テレビ制作者。

しかし、突如の狙撃で、f現場は大混乱、でも数台のカメラは現場を撮影していた。

そして、時計は再び、12時に、それから、

大統領警備員、市長警備員、その恋人、テロリスト、カメラで現場を写していた旅行者、さらに大統領。それぞれの、時間が描かれる。

大統領は実は替え玉だった。と分かったその次にテロリストによる本物の大統領の狙撃と搬送。

それを追う大統領警備員のカーチェイスが始まる。

このシーンも、追う者、追われるもの、さらには、母親からはぐれた少女

と、各視点から描かれるので、カメラワークのせいもあって、

つぎつぎと、目は追っかけて行く、心憎い演出だ。

ただ、物語は大統領暗殺というテーマだけ、役者も芸達者ではあるがヒロインは地味だ。

活劇として楽しむ分には申し分ないが。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする