ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「長い灰色の線」、涙あふれる愛情の物語!

2025-02-08 11:07:26 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞  1954年製作

ジョン・フォードが監督、ウェスト・ポイント陸軍士官学校を舞台としたマーティ・マーの自伝を映画化したものである。

カメラをどっしり構えて主人公の生き様を映し出す。応えて、タイロン・パワー、モーリン・オハラらの演技も骨太。ところどころに散りばめられたユーモアもまさにアメリカンユーモアのサンプル。

ウェスト・ポイントの体育助教として50年間勤めて来たマーティ ・マー軍曹(タイロン・パワー)は、辞職命令に不服で、その撤回を旧友の大統領のところへ頼みに行き、昔の思い出話をする。

移民としてアメリカの陸軍士官学校に給仕として雇われてからの50年間の物語。

1903年、アイルランドからやって来たマーティ青年は、ウェスト・ポイントの給仕に雇われたが、失敗ばかりしていた。やがて、兵に志願してウェスト・ポイント勤務隊に配属され、体育主任ハーマン・ケーラー大尉に見出されて体育助教となった。そしてケーラー家の女中のアイルランド娘メアリー・オドンネル(モーリン・オハラ)と結婚した。

ラストは、ウェストポイントの行進で締めくくられる。

要は、軍隊の士官学校の顛末とマーティ夫婦の物語、戦争のむなしさと喜びを描いている。

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キネマ旬報24年ベストテン... | トップ | 「ナミビアの砂漠」、私は私... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事