以前、「蒼き狼」でも映画化された、チンギスハーンの前半生の物語だ。
ロシアのセルゲイポドロフが監督した、ヨーロッパ版だ。
なぜか、浅野忠信がチンギスハーンに扮している。
それほど、屈強な男でないのに、結構様になっている。
勿論、少年時代の武者ぶりとはちょっと異なる。
でも、ハーンの半生は悲惨な人生だ。
父は毒殺され、部族は襲われ、九死に一生という場面が続く。
それを不屈の魂と運に助けられ、
その苦労が大きく羽ばたく礎となる。
それにしても、奴隷に売られ、牢獄につながれて見世物にされているのに
それを助けにきた妻の機転で、脱出するが何ともラッキーな男である。
それがいつの間にか、大軍の将となり、世界を制覇するのだから皮肉なものだ。
命を助けられ、兄弟の杯を交わした男と二度にわたって戦を交えるのも
不思議な縁だが、それを克服するのだから大したものだ。
壮大な叙事詩をさすがロシアだ絵kのことはある。
モンゴル語で通した国際性と、ロケによる壮大な原野は大掛かりだ。
CGの多い映画の中で、じっくりと合戦を描いて、迫力を出している。
まっとうな叙事詩だ。
ロシアのセルゲイポドロフが監督した、ヨーロッパ版だ。
なぜか、浅野忠信がチンギスハーンに扮している。
それほど、屈強な男でないのに、結構様になっている。
勿論、少年時代の武者ぶりとはちょっと異なる。
でも、ハーンの半生は悲惨な人生だ。
父は毒殺され、部族は襲われ、九死に一生という場面が続く。
それを不屈の魂と運に助けられ、
その苦労が大きく羽ばたく礎となる。
それにしても、奴隷に売られ、牢獄につながれて見世物にされているのに
それを助けにきた妻の機転で、脱出するが何ともラッキーな男である。
それがいつの間にか、大軍の将となり、世界を制覇するのだから皮肉なものだ。
命を助けられ、兄弟の杯を交わした男と二度にわたって戦を交えるのも
不思議な縁だが、それを克服するのだから大したものだ。
壮大な叙事詩をさすがロシアだ絵kのことはある。
モンゴル語で通した国際性と、ロケによる壮大な原野は大掛かりだ。
CGの多い映画の中で、じっくりと合戦を描いて、迫力を出している。
まっとうな叙事詩だ。