ひろの映画見たまま

映画にワクワク

モンゴル

2008-04-22 20:18:47 | 映画
以前、「蒼き狼」でも映画化された、チンギスハーンの前半生の物語だ。

ロシアのセルゲイポドロフが監督した、ヨーロッパ版だ。

なぜか、浅野忠信がチンギスハーンに扮している。

それほど、屈強な男でないのに、結構様になっている。

勿論、少年時代の武者ぶりとはちょっと異なる。

でも、ハーンの半生は悲惨な人生だ。

父は毒殺され、部族は襲われ、九死に一生という場面が続く。

それを不屈の魂と運に助けられ、

その苦労が大きく羽ばたく礎となる。

それにしても、奴隷に売られ、牢獄につながれて見世物にされているのに

それを助けにきた妻の機転で、脱出するが何ともラッキーな男である。

それがいつの間にか、大軍の将となり、世界を制覇するのだから皮肉なものだ。

命を助けられ、兄弟の杯を交わした男と二度にわたって戦を交えるのも

不思議な縁だが、それを克服するのだから大したものだ。

壮大な叙事詩をさすがロシアだ絵kのことはある。

モンゴル語で通した国際性と、ロケによる壮大な原野は大掛かりだ。

CGの多い映画の中で、じっくりと合戦を描いて、迫力を出している。

まっとうな叙事詩だ。
コメント
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