ひろの映画見たまま

映画にワクワク

GOEMON

2009-05-07 19:43:27 | 映画
五右衛門としないところがみそか。

でも出てくる登場人物は、歴史上の人物で、

秀吉が光秀に信長を殺させたなど、新解釈がたくさんあるが

そこそこの史実に基づいている。

ただ、風景と言い、衣装と言い、西洋かぶれしているので

垢ぬけているというか、フィクションを強調している。

外国での上映を頭に置いての構成だ。

ただ、レッドクリフに比べればその点では引けを取るのでは。

それにしても、五右衛門は、忍者であるので

縦横無尽、まるで、バットマンのように

スーパーマンのように、当時の大阪を駆け抜ける。

そういう意味では、割り切って娯楽作ととらえればいいが

なにか、争いを否定する講釈が付いて回り

いささか興を殺ぐ。

さらに、茶々と五右衛門の恋愛物語でもあるのだが、

リアリティに乏しく姫と下僕という感じ。

三成と家康の合戦も見どころ十分。

楽しめないわけだはないが、ちょっとうしろめたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする