ひろの映画見たまま

映画にワクワク

アキレスと亀

2009-05-08 18:25:51 | 映画
北野武が、おのれの絵の才能を映画にした。

売れない絵描きの一代記。

少年時代から、才能を褒められ、

父が首つり自殺をし、叔父の家に預けられるが

絵が手から離れず、苦労する。

青年になって、美大に入るが

そこでは、車にペンキの入った車を、作った壁にぶつけ

モダンアートをこころざす。

でも、絵は売れない。

理解者に巡り合い結婚、女の子をさずかる。

老年、相変わらず、売れない絵を描く。妻も手伝う。

商店街のシャッターに絵をかいて、怒られる。

画商に、死ぬ気でやれといわれ

風呂でおぼれ死にかかる。妻は出ていく。

しかし、結局理解者は、妻しかいない。

売れなくても、命をかける絵があって幸せなのかも。

自虐ネタらしいが、お笑いのテレビの影響があちこちに。

北野らしい映画だが、ついていけるかどうか?

同じ時期に作られた松本の「大日本人」といい勝負だ。

コメント (1)
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