ひろの映画見たまま

映画にワクワク

重力ピエロ

2009-05-27 17:27:21 | 映画
伊坂幸太郎の推理小説の映画化。

春が突然空から降りてきたで始まるトップシーン。

題名を連想させる出来事だ。

でも、だんだん話が進むにつれ

春は、レイプ犯の子ども。

実の父の子ども泉との兄弟愛を描いた作品でもある。

母は、交通事故死、父はがんで倒れる。

そんな悲惨家族だが、

アートな落書きと放火事件の連鎖が

泉の専門である遺伝子と関係があるなんて。

一方、レイプ犯は出所していて、

兄弟は、いまもトラウマに。

そんなミステリアスな物語の展開が、映画を面白くしている。

さらには、ストーカーの女がいつも写真に写りこんでいるなんて

おまけまでついて、家族愛の物語らしいが、

加瀬亮の演じる兄のふんわりした存在感が映画を光らせている。
コメント
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