ひろの映画見たまま

映画にワクワク

象の背中

2010-08-04 19:17:35 | 日本映画
2007年の作品。

今井美樹が出ているので見たくなった。

建設会社の部長が、肺がんが見つかり、余命半年と告げられる。

最近、この余命とか言う映画が多い。

お涙ちょうだいに安易に結びつくからだ。

で、この話のおもしろいのは、

がんを妻に告げないで、長男と愛人に告げる。

この愛人が曲者で、

その特異さがこの映画の特徴かしれないが。

ちょっと変。

さらに、後半、その見返りに

妻とのラブレター。

海辺でのホスピスの綺麗な画面が

あくまで、苦しいはずの映画を綺麗に描いている。

『おとうと』との違いか。

ただ、サラリーマン事情は

丁寧に描いていて、サラリーマン悲哀映画としてはよくできている。

今井美樹は、控えめだが、それがいい。
コメント (1)
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