ひろの映画見たまま

映画にワクワク

孫文 100年先を見た男

2010-08-17 19:35:17 | 中国映画
中国の革命を成し遂げた男・孫文。

その孫文の一代記かと思いきや。

これは、孫文が革命に9回も失敗し、どん底で

なおかつ、清朝から70万両の賞金のかかったお尋ねものだったときの話。

マレーシアのペナンへ、華僑を頼って再起を図ろうとしていた孫文。

華僑たちも、何度もだまされもう出資の意思は失っていた。

そんな逆境の孫文を救ったのは二人の女。

一人は、医師である彼の助手を務める看護婦。

もう一人は、孫文が頼って行った先の華僑の娘。

そう言う意味では、この映画はラブロマンスでもある。

ただ、孫文が芯が通って、相手を説得する術にたけているという点で。

男優の演技もあるが、

革命を起こす人のカリスマ性が感じられ、その点は成功していると思われる。

大業な映画でなく、地味な語りなので、物足りない人もいるだろう。

1910年代のペナン。そこでの中国人社会がかいま見れておもしろい。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする