これは、良くも悪くも、三池崇史ワールドだ。
07年に監督したジャパンウェスタン「スキヤキ」、学生やくざを描いた「クローズゼロ」の流れだ。
まあ、それらよりは、正統派時代劇がかってはいるが、三池色が濃い。
特に、前半での両足を切られ、舌を抜かれた女の全裸体とか、
後半の、侍でないのに参加した山猿の絶倫を証明する、庄屋を後ろから犯すなど、
正統派時代劇では考えられない、グロテスクだ。
後半の13人総出での攻防戦は、最初は飛び道具を使ったりして
たくさんの相手を殺すが、そのあとは、まったく切って切って切りまくる
白兵戦だ。
敵はもちろん死ぬが、味方も死ぬ。
悪の権化の藩主に扮するのが、稲垣五郎で、狂気のはずがなにかのそっとして
迫力がない。アイドルを起用して奇をてらったのだろうが、成功とはいえない。
まあ、三池ワールドの好きな向きには、アクションシーンが豊富で
三池監督の新境地としては成功だろう。
07年に監督したジャパンウェスタン「スキヤキ」、学生やくざを描いた「クローズゼロ」の流れだ。
まあ、それらよりは、正統派時代劇がかってはいるが、三池色が濃い。
特に、前半での両足を切られ、舌を抜かれた女の全裸体とか、
後半の、侍でないのに参加した山猿の絶倫を証明する、庄屋を後ろから犯すなど、
正統派時代劇では考えられない、グロテスクだ。
後半の13人総出での攻防戦は、最初は飛び道具を使ったりして
たくさんの相手を殺すが、そのあとは、まったく切って切って切りまくる
白兵戦だ。
敵はもちろん死ぬが、味方も死ぬ。
悪の権化の藩主に扮するのが、稲垣五郎で、狂気のはずがなにかのそっとして
迫力がない。アイドルを起用して奇をてらったのだろうが、成功とはいえない。
まあ、三池ワールドの好きな向きには、アクションシーンが豊富で
三池監督の新境地としては成功だろう。