ひろの映画見たまま

映画にワクワク

瞳の奥の秘密

2010-10-09 13:20:24 | 映画
今年のアカデミー賞・外国映画賞を受賞したアルゼンチン映画だ。

アルゼンチン映画はちょっと珍しい。

定年退職した裁判所の職員が、自らが扱った事件を題材に小説を書いている。

その事件を一緒に担当した女検事を訪ね意見を求める。

事件は、25年前、新婚の銀行員の妻の虐殺事件。

映画は、小説を書いている現代と、事件当時との二つを

交差さセながら、きれいなカメラワークで

瞳の奥の秘密を暴いていく。

特に印象的なのは、女検事と主人公が

ブエノスアイレス駅で、別れるシーン。

この列車での別れはいろんな映画で取り上げられるが

この映画も美しい。

で、これは、二人の恋愛映画だと気付く。

一方、事件のほうは、彼らの推理が当たって犯人にたどり着くが

なぜか、解放されてしまう。(これは、当時のアルゼンチンの世情が関係しているらしい)

で、被害者の夫は、執拗に犯人捜しをする。

これが二つ目のラブストーリーだ。

ミステリーとラブロマンス、ちょっと疲れる映画だ。

コメント (2)
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