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映画「八日目の蝉」、親子で不倫相手の子を身ごもる女の不幸!

2011-05-04 19:59:34 | 日本映画

不倫相手の子を宿し、産めなかった女。

彼女は、不倫相手の子を誘拐、育てる。

実の母子のように育てられた娘は、成人して、これまた不倫相手の子を身籠る。

赤ちゃん誘拐という事件だが、

女は逃げおおせなくなり、捕まって刑に服する。

が、娘は4歳まで実の母と信じて育ってきた。

そのゆがんだ、親子の関係、もとはといえば男の不倫。

こういう結果もありなんとするが、なぜ簡単におろせというのか。

このことがひかかって、不倫相手の子を誘拐という事件がもうひとつピンとこない。

まして、赤子のぎゃあぎゃあ、いう声にいい加減にしてくれと言いたくなる。

また、オウム真理教のような新興宗教も出てきて、ちとうざい。

ただ、後半、小豆島で親子の睦まじい生活が始まり、

やがて別れが来るシーンは、母子もの特有の感動ドラマで見せてくれる。

それが、成人して訪れた娘のシーンとかさなり、盛り上がる。

永作詠美渾身の演技にひかれる。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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