ひろの映画見たまま

映画にワクワク

映画「ぼくのエリー 200歳の少女」、ミステリアスな12歳の男女の恋だが、ちょっと危ない映画。

2011-05-05 16:33:11 | 映画

200歳の少女という題名が、もうこの映画を暗示している。

スェーデン映画だけに、雪景色が多く、夜のシーンが多く、暗い。

さらに、主人公の12歳の少年オスカーは、母子世帯で、学校ではいつも3人の悪童にいじめられている。

並行して描かれるのは、殺人事件、それも薄暗くてよくわからないが、逆さにして血を抜き取っているようだ。

そして、12歳の謎の少女が現れ、主人公は心惹かれていく。

12歳の少年少女の恋は、スェーデンの光と影の美しい自然を背景に、ピュアな恋へと発展していく。

まあ、DVDだから、ネタバレしてもいいというか、この映画の主眼でもあるので、書いてしまうが

少女は、ヴァンパイアで、人の血なくしては生きていけないのだ。

そんな彼女の本質を知りながら、ピュアな恋を続けるという、

ヴァンパイア映画としては、稀有なピュアさがこの映画のよさなのだ。

まあ、もちろんヴァンパイアだからきれいごとでは済まないが。

 

 

 

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする