ひろの映画見たまま

映画にワクワク

ジュリー&ジュリア

2010-02-06 14:58:29 | アメリカ映画
何ともポジティブな映画だ。

それは一つに、メリーストリーブにおうところが大きい。

結構大柄(というのも、劇中の夫に比べても)だけに、なんとおおらかなこと。

フランスに住んで、言葉が分からなく苦労するが、

料理に目覚め、そのフランスで学んだ知識をベースに

アメリカで料理の変革をするという実話だ。

映画はさらに、50年後、

料理のブログを書いて、一躍ヒットした人がいた。

彼女は、50年前の料理本をマスタするという

挑戦をする。

できるかできないか、これがまた

料理と実生活を結び付けて

話は、がぜん前向きの

今回も夫の助けがあって

ハートフルな料理映画なのだ。


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ラブリーボーン

2010-02-04 19:28:02 | アメリカ映画
少女暴行致死事件。

本当は、そんな映画なのに。

殺された14歳の少女が、天国と現実の境にいて、

死後の家族らの様子をのぞき見るという物語。

その天国の世界がとっても幻想的で美しい。

たとえば広い原っぱの真ん中の木の葉が鳥のように

飛び散る。

そして、少女の両親たちの温かいファミリー。

当然、殺人犯も出てくるが

それが、おまり『オカルトチック』でないのだ。

でも、疑いを持ってみると

ドキドキの連続。

不思議な映画だ。

アカデミー賞にはノミネイトされなかったが、

その少女の可愛さといい

サスペンスとしても面白く。

良質のドラマに仕上がっている。
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おっぱいバレー

2010-02-02 17:54:08 | 日本映画
綾瀬はるかが、この映画でブルーリボン主演女優賞を受賞したと聞き

あわててレンタルした。

ちょっと気恥ずかしい「おっぱい」

今時の子供たちは、正直先生におっぱい見せてというのだろうか。

そんなことはいいとして、

ほんとうに、そんな約束をした真剣女教師。

あまりさえない男子バレーボール部の面々をその気にさせて

楽しい学生生活の思い出を作った。

話は、単純なストーリーだけに

あとは、演出と演技で見せるのだが

綾瀬はたしかに、この映画で、その素直な気持ちを表現していて気持ちいい。

子供たちの言うことは聞きたいし、かといって恥ずかしいし。

で、真剣に努力した結果、子供たちは一定の成果を出す。

残念ながら学校の堅さに負けてしまうが、

まあこれも現実か。
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おとうと

2010-02-01 19:43:40 | 日本映画
山田洋次監督の「おとうと」。

去年の「ディアドックター」に続いて、釣瓶が好演。

吉永小百合と絶妙のコンビを演じている。

おとうとは、ちょっと寅さんににたやっかいものだ。

酒を飲むと度を過ごしハタ迷惑に。

そして、みなに嫌われ、一人旅立つ。

姉の娘の結婚話をからめて、家族を描く。

娘は医者に嫁ぐが、おじのこともあり、結局わかれる。

一方、おとうとは、女ができるが借金をし

姉がなけなしの金を払う。

そんな、切っても切れない姉弟の話をからめながら

終盤は、終末医療の問題に。

死に際を見せながら、結構明るいのは

終末介護の施設のせいだ。

明るく死を送る施設の態度は

終末医療のお手本として輝く。

この映画はむしろそちらが主テーマに見える。

もちろん若き男女の真剣な恋物語も忘れられないが。

例によって、笑いを取りながら、人生を考えさせる

山田節は好調だ。
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