ひろの映画見たまま

映画にワクワク

映画「レバノン」を見る

2011-01-12 21:01:18 | 映画
ベネチア映画祭グランプリだけど

日本では、東京で公開されただけで、もうDVDだ。

世界で絶賛された戦争映画。

監督の1982年レバノン戦争の実体験をもとに描かれた作品だ。

同じ戦争映画でも、アメリカ映画は、まだ、日本になじみがあるが

さすが、レバノンは、日本の大衆を引き付けるものが少ない。

この映画が評価されるにはその撮影方法だ。

ほとんどが、戦車の中と、戦車からのスコープの映像だ。

狭い戦車、それも油でくろくよごれ、その暗さが、映像を鮮烈にしている。

スコープから見える市民戦争。

傷だらけの死傷体。逃げ惑う市民。

許しを請う人。

そして、敵中に孤立した戦車の中での仲間のやり取り。

戦争のむごさが浮き彫りにされる。

コメント (7)
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