いよいよ「歴史の道」も最終回になりました。長い間ご愛読ありがとうございました。誌上を借りてお礼申し上げます。
沖縄本島には主な街道が五つあり、いずれも王朝のあった首里を起点として各地のグスク(城)へ通じていた。
この街道もその一つで、首里から座喜味城(ざきみぐすく)を経て今帰仁白(なきじんぐすく)に至る道である。
那覇市にある首里城は、十五世紀前半に沖縄の統一を果たし尚巴志(しょうはし)が築いたと伝えられている。
10月より咲いている花「茶」
・開花時期は、10/ 5頃~11/20頃。
・白い花をやや下向きに咲かせる。
・「ちゃ」は、中国語の「茶」を音読みしたもの。
・葉はいわゆるあの”お茶っ葉”になります。
【お茶について】 (◆-いろんなお茶の名前)
1.◆緑茶(お茶の葉を発酵させないで作ったお茶)
緑茶にもいろいろ種類があります。
(1)4月下旬から5月上旬頃に摘む、その年の最初の新芽を
使用したお茶。5月2日頃の”八十八夜(立春から数えて
88日目)の茶つみ”で知られます。これらは、
◆「煎茶(せんちゃ)」や◆「一番茶」と呼びます。
「煎茶」と同じ品種でやや高級なものに
「玉露」と「抹茶」があります。
◆「玉露(ぎょくろ)」
栽培に手間がかかる、やや高級品。
◆「抹茶(まっちゃ)」
抹茶アイスクリームなんかがありますね。
(2)夏以降の新芽でつくる二番茶、三番茶。
◆「番茶(ばんちゃ)」と呼びます。葉が大きい。
これと同じ品種に「玄米茶」と「ほうじ茶」があります。
◆「玄米茶(げんまいちゃ)」
番茶に、炒(い)ったお米を混ぜたもの。
◆「焙じ茶(ほうじちゃ)」
番茶を強火で炒(い)ったもの。
「焙(ほう)じる」とは、強火であぶって
湿気をとること。
(季節の花300より)