季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

東海道五十三次(吉原宿)

2007-11-26 09:21:10 | インポート

元々は海沿いにあったが、大津波などの災害の結果、二度の大移動を行って現在の宿場跡に移転された。現在は商店街になっており、往時の面影を見ることは出来ない。当時の旅籠が現在も旅館として残っている。
富士川を渡ると上流には富士山が見える。国道う1号線がそばを走り、車の往来が激しい。
間(あい)の宿には、岩淵の古刹がある。
東名高速道路富士IC近く、富士川から富士山を眺望する絶景のポイントがある。
東名高速道を越えると蒲原宿である。ここの宿にある大正時代の洋館は、「旧五十嵐歯科医院」。
蒲原宿には、「蒲原夜之雪」の石碑がある。この宿迄11.1kmである。


広重の絵は吉原の左富士。


秋の七草「葛」

開花時期は、  8/15頃~  9/  末頃。   
・秋の七草の一つ。                           
・まわりの木々をつるでおおってしまう程の     
  生命力。ひと夏で10mほど(!)生長する。 
  つる植物の葛(くず)は、「葛」の字の       
  もう一つの読み方「かづら」で表現される。   
・花は下の方から咲いていく。                 

・大和の国(奈良県)の国栖(くず)という     
  ところが葛粉の産地であったところからの命名。
  漢字の「葛」は漢名から。                   
・つるの繊維部分は「葛布(くずふ)」の原料。 
                 (静岡県掛川市特産)        
・根は多量のでんぷんを含んでいて、           
  「葛根(かっこん、解熱の漢方薬)」         
  になる。葛粉(くずこ)もとれる。           
              → 葛餅(くずもち)             
         
・別名  「裏見草(うらみぐさ)」。           
      葉が風にひるがえると裏の白さが         
      目立つことから。平安時代には「裏見」を 
      「恨み」に掛けた和歌も多く詠まれた。    
(季節の花300より)


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