季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

東海道五十三次(日本橋から品川宿)

2007-11-09 08:42:51 | インポート

江戸期日本橋は全国各地へ通じる街道の起点。現在の橋路橋は明治44年に架設。橋の欄干装飾は明治期を代表する芸術品。今も国道1号線はここから始まる。橋の中央には「日本国道路元標」が埋められている。」
橋は1964年以降、首都高速道路で覆われている。道路の間に突き出て街灯が異様である。
途中、徳川家の菩提寺として名高い増上寺が見える。春にはここの境内の桜は見事である。三解脱門をくぐると、東京タワーがそびえ立つのが見えるし、境内には千躯子育地蔵がある。
銀座・新橋・芝を経て、高輪の大木度を抜けると、泉岳寺の忠臣蔵で有名な赤穂城主浅野家の菩提寺がある。品川宿まで7.8kmである。




10月より咲いている花「菊」

開花時期は、10/20頃~12/20頃。       
・東洋で最も古くからある鑑賞植物らしい。         
  平安時代に中国から渡来。                       
  改良が重ねられ多くの品種がある。               
・「きく」は漢名の「菊」を音読みしたもの。       
  また、「菊」の漢字は、散らばった米を           
  1ヶ所に集める、の意で、菊の花弁を米に         
  見立てたもの。                                 
  漢名の「菊」は”究極、最終”を意味し、         
  一年の一番終わりに咲くことから名づけられた。   
・大輪の菊はよく菊花展で見かける形で             
  文化の日(11/3)前後が見頃。               
  菊花展で見られるのは                           
  「厚物(あつもの)→ 大輪もの」と              
  「管物(くだもの)→ 細い花びら」に分けられる。


・中国では菊は不老長寿の薬効があるとされ、       
  陰暦の9月9日(重陽の節句)には菊酒を飲み     
  長寿の祈願をした。これがしだいに日本にも伝わり、
  菊の花を酒に浮かべて飲み花を鑑賞する           
  「重陽の宴」が催されるようになった。           
  のちに菊は皇室の紋章になり、日本の国花になった。
  (日本の国花はこの菊との2つ)               
・中国で呼ばれる「四君子(竹、梅、菊、蘭)」     
  の一つ。水墨画の画材にもよく使われる。         


・花の盛りは11月だが、冬になっても「残菊、晩菊」
  というサブネームで咲き続ける。これらはだいたい 
  小菊のことだが、野性味の濃い小菊は寒さには強い。
  これらは冬になっても咲いているので「冬菊」とも、
  寒気の中で咲いているので「寒菊」とも呼ぶ。     
  しかし、年を越える頃にはやはり枯れてしまう     
                         → 「枯れ菊」になる      
(季節の花300より)

    


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