季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

国頭・中頭方西海道⑤

2007-11-06 06:13:14 | インポート

「国頭方西海道」の旧道は幾つか残っている。その最も南、座喜味城寄りに位置するのが「読谷(よみたん)の道」である。
読谷山の道には、集落の入り口付近に道幅がやや広くなった「御待毛(うまちもう)」がある。この広場は、地方巡検のために首里からやって来る国王や役人を、集落の人々が歓迎のために「お待ち申した」広場である。


読谷山頂上付近の道


10月より咲いていた花「山茶花」

開花時期は、10/10頃~翌2/10頃。       
・花の少ない晩秋から初冬にかけて咲き出す。       
  さびしくなった秋、冬の庭がパッと明るくなります。
・椿(つばき)の漢名(中国名)「山茶花」が、     
  いつの頃からかこのサザンカの名前として         
  間違って定着した。                             
  読みは「山茶花(さんさか)」                   
      →「茶山花(ささんか)」                   
      →「さざんか」というぐあいに変化したらしい。
  上記から、「山茶花」の漢字名も本当は誤用。     
  (どこかで椿とサザンカが混同されたのでしょう) 
・日本が原産地。江戸時代に長崎の出島の           
  オランダ商館に来ていた医師ツンベルクさんが     
  ヨーロッパに持ち帰り、西欧で広まった。         
  学名も英名もサザンカ(Sasanqua)。

(季節の花300より)

              


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする