「国頭方西海道」の旧道は幾つか残っている。その最も南、座喜味城寄りに位置するのが「読谷(よみたん)の道」である。
読谷山の道には、集落の入り口付近に道幅がやや広くなった「御待毛(うまちもう)」がある。この広場は、地方巡検のために首里からやって来る国王や役人を、集落の人々が歓迎のために「お待ち申した」広場である。
読谷山頂上付近の道
10月より咲いていた花「山茶花」
開花時期は、10/10頃~翌2/10頃。
・花の少ない晩秋から初冬にかけて咲き出す。
さびしくなった秋、冬の庭がパッと明るくなります。
・椿(つばき)の漢名(中国名)「山茶花」が、
いつの頃からかこのサザンカの名前として
間違って定着した。
読みは「山茶花(さんさか)」
→「茶山花(ささんか)」
→「さざんか」というぐあいに変化したらしい。
上記から、「山茶花」の漢字名も本当は誤用。
(どこかで椿とサザンカが混同されたのでしょう)
・日本が原産地。江戸時代に長崎の出島の
オランダ商館に来ていた医師ツンベルクさんが
ヨーロッパに持ち帰り、西欧で広まった。
学名も英名もサザンカ(Sasanqua)。
(季節の花300より)