「中頭方西海道」はその殆どが消失し、現在発見されている唯一の道構は、浦添市にある「安波茶橋」だけである。
この橋はアーチ型の構造をした石橋で、今から五百年前に造られたものである。
浦添市の小高い丘の上には、かって「浦添城」があった。中頭方西海道はこの城を経由して座喜味城に向かっていた。浦添城は、十七世紀初頭に薩摩藩によよって征服された際廃墟と化し、今は切石積みの城壁が残るばかりである。
浦添城の北側には当山の石畳がある。この道は、中頭方西海道の言わば「抜け道」であった。荷を引いた馬が石に足を取られてよく転んだいたので「馬転ばし」と呼ばれ、滑り止めに石を削った箇所もある。

10月より咲いていた花「浜菊」
開花時期は、10/10頃~11/25頃。
・日本原産。
・主に太平洋側の海岸沿いに生える。
・葉っぱが段々になっているのが特徴。
その先端にマーガレットに似た白花を
咲かせる。野生の菊の中では大きい方。
(季節の花300より)