名言名句(391)
「擬人化という言葉があるが、あれは全く逆で、我々人間に残っている
動物的な面を動物が見せてくれているのである」『ローレンツ』
ペットなどを溺愛している人は、周囲の動物を真から可愛がっている
ものと信じています。場合によっては、人間よりも動物の方を可愛が
っていると思い込んでいます。しかし、本当にそうでしょうか。可愛
がってリると信じている心の裏面に、動物蔑視の心理がないでしょう
か。「何を動物に求めて動物を飼うのかーーー。この問いに対しては、
何よりも自分自身はっきりとしていかなければならない」と、動物心
理学者のコンラード・ローレンツ(1903-1989)は言っています。
自分の淋しさを慰めるために、犬や猫、あるいは兎などを飼うことも
あるでしょう。子供の情操教育のために、ということもあるでしょう。
どういう理由で飼うにしろ、兄弟愛のような動物に対する愛情が必要
です。昭和49年に施行された「動物の保護及び管理に関する法律」は、
「動物保護週間」を設け、広く国民の間に動物の愛護と適正な飼育に
ついての関心と理解を深めるようにしています。
============================
9月に咲いている花「蒲(がま)」
池や沼などの浅い水中に
群生して生える。
・葉は線形で厚い。
・夏から秋にかけて、
茶色の花穂が目立つ。
”ソーセージ”
”ちくわ”
”ケチャップをつけてない
フランクフルト”
のようでもある♪
冬になるとこの花穂の中から
綿毛がブワーッと出てきて
飛散する。
1本の花穂から出る綿毛には
約10万個のタネがあるらしい。
・昔はこれで
”むしろ”などを作るので
「くみ」(組)と呼ばれ、
次第に「かま」になり
「がま」になった。
カエルとは関係ないようです。
・朝鮮語の「カム(材料)」
にも由来する。
・品種としては、穂先の形などで
「蒲」「小蒲」「姫蒲」に
分かれるが、
みんな似てるので、ここでは
「蒲」ページとして
まとめて掲載します。
「蒲(がま)」
→ 穂の部分は7~10cm。
先端の花と穂とは
ひっついている。
「小蒲(こがま)」
→ 穂の部分は約5cm。短い。
先端の花と穂とは
ひっついている。
「姫蒲(ひめがま)」
→ 穂の部分は7~10cm。
先端の花と穂の間に
すきまがある。
・「蒲団(ふとん)」の
「蒲」の字は、
昔、ガマの綿毛を
寝具に入れたことから。
「蒲鉾(かまぼこ)」は、
最初のころは
竹輪のような形をしており、
ガマの花穂に
似ていたことから。
「蒲焼(かばやき)」は、
うなぎを筒状に
切って焼いていた形が
ガマの花穂に
似ていたことから。
・ガマの花粉は
止血、利尿の漢方薬になる。
「古事記」によると、
けがをした
”因幡(いなば)の
白うさぎ”は、
大国主命(おおくにぬしの
みこと)の指示で
ガマの穂にくるまり、
その花粉で止血して
傷を治したらしい。
・別名
「御簾草(みすくさ)」
(季節の花300より)
「擬人化という言葉があるが、あれは全く逆で、我々人間に残っている
動物的な面を動物が見せてくれているのである」『ローレンツ』
ペットなどを溺愛している人は、周囲の動物を真から可愛がっている
ものと信じています。場合によっては、人間よりも動物の方を可愛が
っていると思い込んでいます。しかし、本当にそうでしょうか。可愛
がってリると信じている心の裏面に、動物蔑視の心理がないでしょう
か。「何を動物に求めて動物を飼うのかーーー。この問いに対しては、
何よりも自分自身はっきりとしていかなければならない」と、動物心
理学者のコンラード・ローレンツ(1903-1989)は言っています。
自分の淋しさを慰めるために、犬や猫、あるいは兎などを飼うことも
あるでしょう。子供の情操教育のために、ということもあるでしょう。
どういう理由で飼うにしろ、兄弟愛のような動物に対する愛情が必要
です。昭和49年に施行された「動物の保護及び管理に関する法律」は、
「動物保護週間」を設け、広く国民の間に動物の愛護と適正な飼育に
ついての関心と理解を深めるようにしています。
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9月に咲いている花「蒲(がま)」
池や沼などの浅い水中に
群生して生える。
・葉は線形で厚い。
・夏から秋にかけて、
茶色の花穂が目立つ。
”ソーセージ”
”ちくわ”
”ケチャップをつけてない
フランクフルト”
のようでもある♪
冬になるとこの花穂の中から
綿毛がブワーッと出てきて
飛散する。
1本の花穂から出る綿毛には
約10万個のタネがあるらしい。
・昔はこれで
”むしろ”などを作るので
「くみ」(組)と呼ばれ、
次第に「かま」になり
「がま」になった。
カエルとは関係ないようです。
・朝鮮語の「カム(材料)」
にも由来する。
・品種としては、穂先の形などで
「蒲」「小蒲」「姫蒲」に
分かれるが、
みんな似てるので、ここでは
「蒲」ページとして
まとめて掲載します。
「蒲(がま)」
→ 穂の部分は7~10cm。
先端の花と穂とは
ひっついている。
「小蒲(こがま)」
→ 穂の部分は約5cm。短い。
先端の花と穂とは
ひっついている。
「姫蒲(ひめがま)」
→ 穂の部分は7~10cm。
先端の花と穂の間に
すきまがある。
・「蒲団(ふとん)」の
「蒲」の字は、
昔、ガマの綿毛を
寝具に入れたことから。
「蒲鉾(かまぼこ)」は、
最初のころは
竹輪のような形をしており、
ガマの花穂に
似ていたことから。
「蒲焼(かばやき)」は、
うなぎを筒状に
切って焼いていた形が
ガマの花穂に
似ていたことから。
・ガマの花粉は
止血、利尿の漢方薬になる。
「古事記」によると、
けがをした
”因幡(いなば)の
白うさぎ”は、
大国主命(おおくにぬしの
みこと)の指示で
ガマの穂にくるまり、
その花粉で止血して
傷を治したらしい。
・別名
「御簾草(みすくさ)」
(季節の花300より)
