名言名句(397)
「もっし生涯の第二版があるなら、私は校正したい」『クレア』
人生も半ばすぎまで生きて来ると、いろんな社会の人間と接するものです。
それぞれの人が、自分の生涯に疑問を抱いていることがわかります。
ほとんどの人間が、自分の人生のやり直しを望んでいます。だから、
「こんど、この世に生まれて来たならば・・・」と、来世への望みを託して
みるのです。このまま生涯を終えてしまうのはかなわない、出来ることなら、
もう一度生まれ変わって、今度こそは悔いのない人生を思う存分送りたい、
と考えるのです。
ジョン・クレア(1793-1864)は、イギリスの代表的な農民詩人で、この
言葉は、『友への手紙』にありますが、生活苦から発狂して精神病院に収容
されたことを思うと、この言葉の内容が一段と深刻味を帯びてきます。詩人
はだからこそ、世の中の汚濁に染まり切らないのです。結局、精神面で敗れ
去ります。
敗れ去らない生涯を、もう一度考えて見たかったのでしょう。
============================
9月に咲いている花「サフラン擬(サフランもどき)」
熱帯アメリカ地方原産。
・夏、ピンク色の、
サフランにそっくりの
花を咲かせる。
くっきりしていて、
とてもきれい。
・葉っぱは線形。茎は細い。
・別名
「カリナタ」 学名から。
(季節の花300より)
「もっし生涯の第二版があるなら、私は校正したい」『クレア』
人生も半ばすぎまで生きて来ると、いろんな社会の人間と接するものです。
それぞれの人が、自分の生涯に疑問を抱いていることがわかります。
ほとんどの人間が、自分の人生のやり直しを望んでいます。だから、
「こんど、この世に生まれて来たならば・・・」と、来世への望みを託して
みるのです。このまま生涯を終えてしまうのはかなわない、出来ることなら、
もう一度生まれ変わって、今度こそは悔いのない人生を思う存分送りたい、
と考えるのです。
ジョン・クレア(1793-1864)は、イギリスの代表的な農民詩人で、この
言葉は、『友への手紙』にありますが、生活苦から発狂して精神病院に収容
されたことを思うと、この言葉の内容が一段と深刻味を帯びてきます。詩人
はだからこそ、世の中の汚濁に染まり切らないのです。結局、精神面で敗れ
去ります。
敗れ去らない生涯を、もう一度考えて見たかったのでしょう。
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9月に咲いている花「サフラン擬(サフランもどき)」
熱帯アメリカ地方原産。
・夏、ピンク色の、
サフランにそっくりの
花を咲かせる。
くっきりしていて、
とてもきれい。
・葉っぱは線形。茎は細い。
・別名
「カリナタ」 学名から。
(季節の花300より)