季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「芍薬 (しゃくやく)」

2019-05-11 04:23:42 | 暮らし
名言名句(619)

「春風をもって人に接し 秋霜(しゅうそう)を

もって自らを慎む」『佐藤 一斉』


他人に優しく、自分にも優しい人間というのも、どこか締まりの

ない話です。優しさだけでは、この世を渡り切れるものではない

からです。たとえば、秋霜烈日という言葉があります。秋の冷た

い霜と夏の烈しい日光のことをいいますが、自然においても、

この両者の対比があって、はじめて均衡が保たれていおることに

なります。そして四季の移り変わりのすばらしさも成り立つので

す。職場においても、また近隣との付き合いにおいても、人間関

係の均衡は、人に優しく、自分にも厳しくするといった心掛けが

あってこそ、うまく保たれるということです。

春風を他人に、秋霜を自分に課する気持ちで暮らしたいものです。

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5月から咲く花「芍薬 (しゃくやく)」

開花時期は、 5/10 ~ 5/末頃。
・中国原産。
・牡丹(ぼたん)とそっくり。
 牡丹は”樹木”、
 芍薬は”草”に分けられる。
 牡丹が咲き終わるのを
 待つようにして咲く。

・漢名の「芍薬」を
 音読みして「しゃくやく」。
・「芍」は味がよい、の意味。


・薬効   婦人薬、鎮痛
・薬用部位 根
・生薬名 「赤芍(せきしゃく)」
     「白芍(びゃくしゃく)」


・「立てば芍薬、

  座れば牡丹、

  歩く姿は百合の花」

  ”シャクヤクのように
   風情があり、
   牡丹のように華麗で、
   百合のように清楚”
  という、
  女性の美しさを
  形容することば。


・別名
 「枸杞」(ぬみぐすり)
     ”ぬりぐすり”とか
     ”のみぐすり”
    ではないようです。

 「花の宰相」
  (はなのさいしょう)。


・5月8日の誕生花(芍薬)
・花言葉は
 「生まれながらの素質」(芍薬)


・「芍薬や
  棚に古りける 薬箱」
   水原秋桜子


・東京周辺の見どころ

 <大船フラワーセンター>
   大船駅の近くにある
   大規模植物園。
   四季さまざまな花が
   咲き乱れる。
   なかでも芍薬は
   品種豊富で素晴らしい。
   花見頃5月中旬~5月下旬。
   鎌倉市岡本。
   最寄駅
    JR東海道線大船駅


(季節の花300より)





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