名言名句(629)
「いのち芽ぶく音のやさしさ 春の街人とのとの別れ
あたたかきかな」『小瀬 洋喜(おせ ようき)』
学者としての目が歌人の目に変貌するとき、芽ぶくものの音をきき、
打たれぬ手の温かさを感じるのです。人は、日々の暮らしの中で、
より人間らしく生きたいと願っているものです。その願いを、小瀬
洋喜は、短歌を作ることに託しているのです。この歌を読んでから
のちには、春の街の明るさに一層の親しみを覚えることでしょう。
知らない人と行きすぎても、行き過ぎた人と旧知の間柄にあったかの
ような親しみの情と胸の温もりを感じます。
歳時記
小満
5月21日。および芒種までの期間。
太陽黄径60度。立夏から数えて15日目頃。
陽気が良くなって、万物の成長する気が次第に長じて天地に
満ち始めることから小満といわれています。
ようやく暑さも加わり、麦の穂が育ち、山野の草木が実をつけ
始め、紅花が盛んに咲き乱れます。
梅の実がなり、西日本では、走り梅雨がみられる頃。
田植えの準備を始める頃でもあります。関東では既に終わっている
===================================
5月から咲く花「水蠟の木 (いぼたのき)」
開花時期は、 5/15 ~ 6/ 5頃。
・白い花でほとんど目立たないが
ちょっとだけ香る。
・秋に黒く小さい実をつける。
・鼠黐によく似ているが、
鼠黐より花序が小さく、
花期は鼠黐より少し早い。
・「疣取の木」とも書く。
・幹に「イボタロウムシ」という虫が
寄生することも
「イボタの木」の名前の
由来らしい。
・「水蠟の木」より、
葉っぱが幅広い、
「大葉水蠟(おおばいぼた)」
という木もある。
(季節の花300より)
「いのち芽ぶく音のやさしさ 春の街人とのとの別れ
あたたかきかな」『小瀬 洋喜(おせ ようき)』
学者としての目が歌人の目に変貌するとき、芽ぶくものの音をきき、
打たれぬ手の温かさを感じるのです。人は、日々の暮らしの中で、
より人間らしく生きたいと願っているものです。その願いを、小瀬
洋喜は、短歌を作ることに託しているのです。この歌を読んでから
のちには、春の街の明るさに一層の親しみを覚えることでしょう。
知らない人と行きすぎても、行き過ぎた人と旧知の間柄にあったかの
ような親しみの情と胸の温もりを感じます。
歳時記
小満
5月21日。および芒種までの期間。
太陽黄径60度。立夏から数えて15日目頃。
陽気が良くなって、万物の成長する気が次第に長じて天地に
満ち始めることから小満といわれています。
ようやく暑さも加わり、麦の穂が育ち、山野の草木が実をつけ
始め、紅花が盛んに咲き乱れます。
梅の実がなり、西日本では、走り梅雨がみられる頃。
田植えの準備を始める頃でもあります。関東では既に終わっている
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5月から咲く花「水蠟の木 (いぼたのき)」
開花時期は、 5/15 ~ 6/ 5頃。
・白い花でほとんど目立たないが
ちょっとだけ香る。
・秋に黒く小さい実をつける。
・鼠黐によく似ているが、
鼠黐より花序が小さく、
花期は鼠黐より少し早い。
・「疣取の木」とも書く。
・幹に「イボタロウムシ」という虫が
寄生することも
「イボタの木」の名前の
由来らしい。
・「水蠟の木」より、
葉っぱが幅広い、
「大葉水蠟(おおばいぼた)」
という木もある。
(季節の花300より)
