季節の花と言葉の花束

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季節の花「吸葛 (すいかずら)」

2019-05-23 04:33:50 | 暮らし
名言名句(631)

「獅子身中(しししんちゅう)の虫」『梵網経』

ある会社の重役が、ひとりの青年社員を可愛がっていました。

同僚とは必ずしもうまくはいっていなかったのですが、何しろ

仕事がきれます。仕事の出来る部下を可愛く思わない上司は

いません。それだけではなく、青年社員は、重役を慕っていま

した。宴会の席などでは、「組織の中の上司ではなく、ぼくの

オヤジのような感じがするのですよ」などと言って、重役を

有頂天にさせていたのです。周囲の反対を押し切って、重役は

その青年社員を平から係長に抜擢しましたが、半年後、特別背任

罪を犯したのです。思いもよらないショックで、彼を推薦した重役

は「獅子身中の虫か」と、慨嘆したそうです。気に入ったという

ことは、反面、どうしょうもない泥沼のような感情ともいえますが、

部下に足をさらわれないためには、一定の距離を置いて人間を見る

目が必要である、ということです。

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5月から咲く花吸葛 (すいかずら)」

開花時期は、 5/15 ~ 6/15頃。
・「水を吸う葛」の意から
 「吸葛」となった。 
 また、昔は、花の奥の方にある
 蜜(みつ)を 
 子どもが吸って遊んだことから
 「吸葛」となった、
 との説もある。

・花の色は、
 白から黄に変化していく。
 このことから
 中国では「金銀花」と呼ばれる。

・「忍冬」とも書く。
 また、「忍冬」の字のごとく、
 「にんどう」と
 呼ばれることもある。


・薬効   解熱、神経痛、
      リウマチ、口内炎
・薬用部位 つぼみ
・生薬名 「金銀花(きんぎんか)」

・薬効   解熱、神経痛、リウマチ
・薬用部位 葉をつけたつる
・生薬名 「忍冬(にんどう)」

(季節の花300より)



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