季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花柊南天 (ひいらぎなんてん)

2020-02-11 04:39:12 | 暮らし
人生日訓(243)

「相続はまた太(はなは)だ難し」

良寛の「諸受食文」に出る一句、「ことに知る、身を危うくすることの難きにあたずし

て、始終を全うすることの難きを。故に曰く、相続はまたはなはだ難し」と言っている。

良寛のような立派な求道者でも、こんあことを正直に告白しているところが尊いと

思う。誰でも人間はふとしたことで妙に深く物を考える。心を込めて求道の生活に入

る。生命を張って、決死の気持ちで仏道修行にとりかかる。しかし、残念なことに、そ

の気持ちがなかなか長く続かないのである。初めに思ったほどに処女のような純真

無垢の気持ちがいつの間にやら緩んで来る。外の方に気が動いてしまう。「初心忘

るべからず」というが、その大事な一念発起のエネルギーというものが、なかなかつ

かぬのである。かくして、良寛のような人物にさえ、「相続は、また、はなはだ難し」と

いう嘆息の言葉が出ている。

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2月から咲く花「柊南天(ひいらぎなんてん)」

開花時期は、 2/20 ~ 4/10頃。 ・江戸時代初期に中国から渡来。 ・小さめの黄色い花がたくさん咲く。  (ぶどうのような匂いがする♪) ・葉っぱは柊に似てトゲトゲがある。  (花は柊には似ていない。) ・南天の仲間。 ・花のあとでぶどう色の実をつける。 ・日陰でもよく育つ。

(季節の花300より)

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