人生日訓(244)
「生きていることの喜び」
忙しい生活をしていると、お互い自分が、今日生きていることにさえ気が付かぬこと
がある。かりに気が付いても「生きていることは当たり前のことだ」と思っている。
しかし、ようく考えて見るいい。自分と同年の友人、同僚の事を考えただけでも、今日
何人も先に死んでいる。事故死した知人もいる、病死もある。病人もいる。それだの
に、自分だけは、こうやって生き残っている。本来、人間は何万年も生き続けるもので
ではなく、長くてせいぜい百年前後である。
====================================
2月から咲く花「沈丁花 (じんちょうげ)」
開花時期は、 2/25頃 ~ 3/末頃。 春の開花ラッシュの 始まりを告げる花。 (と、私は思っています) ・中国原産。室町時代に渡来した。 ・花芽は、前年の秋にはできているが 実際に咲き出すまでに寒い中、 3ヶ月以上を花芽のまま過ごす。 外側はピンクで内側は白い。 外側、内側ともに白い種類もある。 ・香りは「沈香(じんこう)」 という香りに似ており、 葉の形が 丁子(ちょうじ)という 植物に似ているところから、 ”沈丁花”になった。 遠くにいても匂ってくる。 秋の金木犀と同じぐらい香る。 ・枝の繊維は紙の原料にもなる。 ・「ちんちょうげ」と呼ぶ人もいる。 ・漢名は「瑞香(ずいこう)」。 ・3月23日の誕生花 ・花言葉は「優しさ、おとなしさ」 ・「沈丁花 いまだは咲かぬ 葉がくれの くれなゐ蕾(つぼみ) 匂ひこぼるる」 若山牧水 「沈丁花 みだれて咲ける 森にゆき わが恋人は 死になむといふ」 若山牧水
(季節の花300より)