人生日訓(252)
「生活の計画性をもつ」
昔は、「来年の事を口にすると、鬼が笑う」と言ったものである。その言葉の含む現代
的意味もないわけではないが、今日ではどちらかというと、「計画性」ということが重
要視される時代である。来年のことどころか、三年、五年、十年先の青写真、長期計
画を立てることが風潮になっている。それに、そうした計画性を個人の生活の上に
も、とくに、一つの企業体の上に持つことは、もぅと効率の高いことであり、又、能率
も上がってくるのである。どちらかというと、昔の人はそんな長期の計画を立てるこ
とを不自然に鵜y家取、むしろ、そのとき、その時の思い付きでやる方が純情でいい
という風に考えて来たのである。しかし、今日では、そんな即興的にやっていては無
駄も多いし、第一、世間から信用を受けることが少ない。たえず、先え先えと、青写真
を描いて前進の一路を辿るよにすることが望ましいとされている。
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2月に咲いている花「金魚草」
地中海沿岸原産。 江戸時代後半に日本に渡来。 ・春の南房総では たくさん温室栽培される。 ・花が金魚のおちょぼ口に 似ているところから この名前になったらしい。 または、波打つような花びらが 金魚の尾びれに 似ているところから。 ・種子からは良質の油がとれる。 ・英語では 「スナップドラゴン」と呼ぶ。 ミツバチが花の中に入って 蜜を吸う様子を、 ミツバチが ドラゴン(竜)に飲み込まれて いるような姿になぞらえて 表現した。 (スナップ = かみつく) ・1月8日、12月2日の誕生花。 ・花言葉は「仮定、推測、予知」。
(季節の花300より)