人生日訓(251)
「学ぶや禄その中にあり」
論語に出る孔子のことば、そのあとさきの文書を先ず頭に入れてほしい。君子の頭
には、初めから月給とか、衣食とかを考えてはいない。むしろ、その中心は「道」とい
うところにある。百姓農民が田畠を耕すのは食物を得るためであるが、凶年になる
と飢饉で飢えるときさえある。ところが、学問するのは、そもそも、手近い目的は衣食
にはないけれども、追々その学問が進んで来ると、世間でも打ち捨ててはいない。必
ず俸禄をもって迎えにくるものである。さが、学者当人としてはただ自分の学問が進
めばいいので、誰にも迎えられないで貧乏することがあっても平気なものであると
いうものである。
歳時記
雨水
2月19日。および啓蟄までの期間。 太陽黄径330度。立春から数えて15日目ごろ。 空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味。 草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。 春一番が吹くのもこの頃です。 しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ったりもします。 三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていきます。 地方によっても違うようですが、この日に雛人形を飾ると良縁に恵まれると いわれています |
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2月に咲いている花「御柳梅 (ぎょりゅうばい)」
オセアニア、マレー半島原産。 ・庭に植えられているのを よく見かける。 ・冬から春にかけて、 赤や、ピンク、白色の小花が 枝に沿ってたくさん咲く。 ・英名 「ティーツリー」。 ニュージーランドに 移住した人たちが、 お茶の葉のかわりに 御柳梅の葉を 利用したことから。
(季節の花300より)