人生日訓(479)
「人は皆党あり」
「党」というのは一つところにかたまる。群がる、ということである。男女は
性別によって集まり、老若は年齢にかたまり、学校出はその学閥により集まる
癖がある。甘党辛党はその好むR食べ物、飲み物によってn寄り添って来る。
そして、妙にそこにたむらを作って、異分子を疎外しようとする。排斥しよう
とする。そのために、いらぬ徒党をつくり、意味のない争闘衝突をやるのであ
る。こういう性質を持っていることを知っていた聖徳太子なればこそ、その違
った分子を組み合わせ行くのに「和」の大切なことを教えられたのである。
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10月から咲く花「背高泡立ち草(せいだかあわだちそう)」
・開花時期は、10/ 1 ~ 11/20頃。 ・北アメリカ原産の帰化植物。 明治時代に渡来。 戦後、各地で大繁殖。 繁殖力が強すぎてかえって自ら 繁殖力を弱めている、との説もある。 ・花を、酒を醸造するときの 泡立ちに見立てて、 さらに背丈が高いので 「背高泡立草」。 (草木染に利用されることもあり、 染めるために煮立てると 名前のとおりに泡が立つらしい。 いろんな「泡立ち」) ・雑草だが、よく見るときれいな花。 たくさん群生している姿は圧巻。
(季節の花300より)