季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「藤袴(ふじばかま)」

2020-10-02 04:38:01 | 暮らし
人生日訓(480)

「店の気品とは」

側にいる女店員にちょっと尋ねる。その返事がどこまでもお客を本位にして親

切な言葉である。押しつけがましさがない。お客の希望を相手の身になって理

解しようとしてくれる。お客の個人のことに立ち入り過ぎずに、それでいてお

客の立場をよく察してくれている。決してお客に早く買うことの決心を催促し

たり、深追いをしない。「いつお買い上げを頂いてもいいのだ」という自信と

作法を崩さない。このときに、しみじみ、その店の風格というか、店の気品に

ひかれて、つい余計な物までも二つ三つ出来心で買ってしまう。買いよい店な

のである。

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10月に咲いている花「藤袴(ふじばかま)」

開花時期は、10/ 1 ~ 11/25頃。 ・小さいピンク色の花が  たくさん咲く。 ・花の色が藤(ふじ)色で、  花弁の形が袴(はかま)のようで  あることから、この名前に。 ・全体に桜餅のような香りがする。 ・平安時代の女性は、  これを干した茎や  葉っぱを水につけて髪を洗った。  また、防虫剤、芳香剤、  お茶などにも利用した。 ・葉が3深裂するのが特徴。  ほとんど  別の葉っぱのように見えて、  元は一つの葉っぱ。 ・秋の七草のひとつ。 ・薬効   神経痛(入浴剤にする) ・薬用部位 つぼみがついた全草 ・生薬名 「蘭草(らんそう)」 ・「藤袴   きて脱ぎかけし 主や誰   問へどこたへず   野辺(のべ)の秋風」    金槐和歌集 源実朝

(季節の花300より)

          

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