人生日訓(496)
「思いたのしくその果報(むくい)を受く」
この行為のはねかえりかのように世人が喜び迎えてくれる。みるも楽しい光景
である。快適な気分で自分の行為の果報を受けるのである。こうしたあとの口
のこころよさ、嬉しい表情、こういうのが善行であると判定している。なかな
か面白い見方である。どこにも無理もなく、理屈もない。全てが具体的に生き
生きと表現されている。善行とは楽しいことである。いやなこと、苦しいこ
と、あと口の悪いことはない。いいことをする人は、第一、自分が一番うれし
く、見て、楽しいのである。それでいて、はたの人々が喜ぶのである。この世
の中がそれだけ明るくなるのである。一石二鳥の善行を少しでもやりたいもの
である。
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10月に咲いている花「犬サフラン」
9月下旬から 10月上旬頃に開花。 ・花がサフランに似ているが、 サフランではないところから なぜか 「犬」の名がついたらしい。 (なんで「犬」なんだろう?) ・葉は出さずに開花。 色はうすピンク色のものが多い。 この時期、 こういう柔らかい色の小さな花は 他にあまり咲かないので 見つけたときはうれしい。 葉は花のあと、春に出てくる。 ・有毒なので取扱注意。 ・別名 「コルチカム」 学名から。 球根などから、 ”コルヒチン”という、 痛風の治療に 使う有機化合物がとれる。
(季節の花300より)