人生日訓(483)
「ひとはあがりあがりておちばを知らぬなり」
「勝って兜の緒を締めよ」という。いいときには悪い用心をする。そうそうい
いことばかりあるわけがない。いまにがらが来るぞと、薄い氷を踏むような、
不安な気持ちで、恐る恐る、この人の世を歩いて行くべきである。くれぐれも
手離しで勢こんで走り過ぎると、どかっとがらが来る。どうせいいことばかり
自分に巡って来るわけがない。そうは問屋が卸してはくれないのである。こう
した用心を忘れなかったところに浄土真宗八世の経綸の大成功があったのであ
ろう。蓮如という日とは、宗教家であると同時に、大政治家、大実業家であっ
たといわれるのも、こうした人生哲学を身に着けていたからである。
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10月から咲く花「柊木犀(ひいらぎもくせい)」
開花時期は、10/10 ~ 10/25頃。 金木犀にちょっと遅れて咲き始める。 ・クリームのようないい香り。 ・柊(ひいらぎ)と 銀木犀(ぎんもくせい)との雑種。 銀木犀に似ているが、 街路樹として植えられているのは この柊木犀が多い。 銀木犀の葉もほんのちょっと ギザギザだが、 柊木犀の方は触ったら痛いぐらいの ギザギザなので区別できる。 (ヒイラギの葉っぱは もっとギザギザ。 ちなみに金木犀の葉のふちは ほとんどがスベスベで、 葉の先端近くに 少しだけギザギザ部分がある) ★葉っぱのギザギザ度 金木犀 < 銀木犀 < 柊木犀 < 柊 (すべすべ) (ギザギザ) ★開花時期 金木犀 → 銀木犀 → 柊木犀 → 柊
(季節の花300より)