人生日訓(488)
「父の業改めざる三年」
一、二年のうちに、徐々に、目につかぬうちに、新社長の抱負、個性、理想を
打ち出してゆくがいい。決して創業の先代のやった通りを真似る必要もなく、
真似るべきではない。また、真似られるものではない。先代の築いた基礎を毀
さずに、いつの間にか、自分の特色を展開して行くところに会社の新味も新風
も起こり、発展のチャンスとなろう。
ウォーキングの思い出
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10月から咲く花「菊」
開花時期は、10/20 ~ 12/20頃。 ・東洋で最も古くからある 鑑賞植物らしい。 平安時代に中国から渡来。 改良が重ねられ多くの品種がある。 園芸品種としては 「スプレーマム」や「ポットマム」 などがよく知られる。 「マム」=「菊」、とのこと。 (「小菊」「スプレーマム」 「ポットマム」の区別が 私にはよくわかりません。 「スプレーマム」や 「ポットマム」の名前の看板が ついているものはその名前を、 路地ものなどで看板のないものは 「小菊」と 表示したケースがあります。 ご了承ください。 どれもきれいな、菊の花です)。 ・「きく」は 漢名の「菊」を音読みしたもの。 また、「菊」の漢字は、 散らばった米を1ヶ所に集める、 の意で、 菊の花弁を米に見立てたもの。 漢名の「菊」は ”究極、最終”を意味し、 一年の一番終わりに 咲くことから名づけられた。 ・大輪の菊は、 菊花展でよく見かける。 11月の上、中旬頃が見頃。 菊花展で見られるのは 「厚物(あつもの) → 大輪もの」と 「管物(くだもの) → 細い花びら」 とに分けられる。 ・中国では菊は 不老長寿の薬効があるとされ、 陰暦の9月9日(重陽の節句) (ちょうようのせっく) の日には、 菊酒を飲み長寿の祈願をした。 これがしだいに日本にも伝わり、 菊の花を酒に浮かべて飲み 花を鑑賞する「重陽の宴」が 催されるようになった。 のちに菊は皇室の紋章になり、 日本の国花になった。 (日本の国花は、 この菊と桜の2つ) また、重陽の節句の日には、 菊の花に綿をかぶせて、 その夜露と香りを綿にうつしとり、 その綿を肌にあてて 若返りを図る、という、 「菊の被綿(きくのきせわた)」 の行事も行われていた。 ・薬効 解熱 ・薬用部位 花 ・生薬名 「菊花(きくか)」 ・中国の 「四君子(竹、梅、菊、蘭)」 の一つ。 水墨画の画材にもよく使われる。
(季節の花300より)
