今か丁度20年前の1997年10月1日、北陸新幹線の高崎~長野駅間開業に伴い碓氷峠を越える難所として知られた信越本線の横川~軽井沢間が廃止されJRバス関東による列車代替バスが開設されました。以前は貸切観光バス用だったスーパーハイデッカー車が運用される事もありましたが、現在はトップドアの路線車で運行されています。
横川駅を出発したM538-004406(日産ディーゼルKL-UA452TAN・2004年式)。現在の碓氷線の専用車で、横川~軽井沢間を約34分で結びます。
おまけに駅前の待機場に停められていた、H654-004504(三菱ふそうエアロバスKL-MS86MP・2004年式)です。この車両は元々千葉県の八日市場支店(2015年より新設の東関東支店へ引継ぎ)に配置されていたトイレ付き4列シート車で東京都内にも高速バスで姿を見せていましたが、小諸に転入し貸切車となりました。両者とも、まだ新しい印象がありますが、すっかり古参車両の領域になってしまいましたね。