2018年3月の営業運転開始以来、中央林間〜押上間での限定的な運用になっていた2020系ですが、遂に10月1日より東武鉄道への直通運転を開始しました。現段階では未だ8500系の廃車は発生していませんが、今後は世代交代が本格化し廃車が進行するものと思われます。
という訳で、また過去に多数撮影した中から8500系の中でも米国バッド社のライセンスから独自開発の設計に移行した後期型に分類される軽量車の画像を上げて行きます。
8633F・8635Fは輸送需要がピークに達していた田園都市線の輸送力増強用で、1983〜1984年に10両編成一括で製造され当初から同線で運用されています。8633Fは15次車で、この編成から正面窓周りのHゴムが黒色化され、他編成も順次変更されて行きました。
車体に掲げられている東急マークを撮ってみました。本年9月12日に東急から2019年9月で鉄道事業を分社化する旨の発表がされましたが、その中には社名の変更も検討しているとの記述が見られました。予想ではこれまで通り東急電鉄を正式名称にするのでは?と思いますが、もし全く違う名称が制定された場合はこのマークやサイン類はどうなるんでしょう・・・。
以前は先頭車で撮影しましたが、今回は中間車から車内全景を。天井の首を振る扇風機や他車まで見渡せる、仕切り扉の無い幅の広い貫通路は珍しい存在になりつつありますね。