毎年恒例行事の海老名検車区で開催される小田急ファミリー鉄道展ですが、今回は全ての運用を終了した7000形LSE車の最後の展示とあって、いつにない賑わいを見せていました。筆者はそこまで7000形に思い入れがあるわけでは無いのですが(←ホントに小田急ユーザーか!?)、11両編成での姿を見ることができる最後の機会ということで、参戦して来ました。
雲一つ無い秋晴れの空の下で佇む7000形7004F。とにもかくにも人が多く、綺麗に編成全体を撮るのが大変でした・・・。小田原寄り先頭車は“あしがら”で、新宿寄り先頭車は“スーパーはこね”の表示でしたが、この角度からもパンタグラフが上がっていない事がわかるように通電していない為、前照灯の点灯や幕回しなどはありませんでした。なお建設予定のロマンスカーミュージアムには先に運用離脱~廃車となった7003Fの両先頭車が搬入されるため、この7004Fは残念ながら全車両解体されてしまいます。
まだ現役だった頃の同編成。運転席上部に信号機が掛かってしまいました・・・orz. これにて長年見られたロマンスカーのカラーが消滅すると共に、通勤電車より早く全編成のVVVF化を達成しました。次回は2021年のロマンスカーミュージアムでの展示開始を楽しみに待ちたいと思います。