町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

地下化直前の渋谷駅(2)と、消えた車両達

2014年12月01日 | 東京急行電鉄

前回は渋谷駅の外観をアップしましたが、今日はいつも人で賑わっていた切符売り場と改札の様子に、地上の渋谷駅と共に姿を消した車両を掲載します。

 昼も夜も、時間を問わずいつも人が絶えることが無かった切符売り場。改札を抜けると直ぐに銀座線への乗り換え階段があり便利だったのですが・・・(プライバシーの為、一部画像を加工しています)。

今は壁に覆われ、すっかり面影を見出せなくなった南口改札。人通りが多く、なかなかいいカットが決まりませんでした(汗)筆者と同じように、カメラを構えてる方がチラホラいましたね。

副都心線との直通開始初日、最終営業日から一夜明け、二度と電車が来なくなった渋谷駅。人影も無く、いつも騒がしい渋谷の街から切り離されたかのごとく静まり返る様子は一つの歴史の終焉を実感させられました。そして、地上の渋谷駅と共に東横線から見られなくなったのがこれらの車両達。

1986年の登場以来、一時的な転用はあったものの東横線一筋で主力車両として君臨した9000系。80年代当時最新技術だったVVVFインバーター制御に本格的な自動放送装置の導入で大変な注目を集めたこの形式も、副都心線の自動運転装置とセンサー式ホームドアに対応出来ず大井町線に移ることになってしまいました。

東横線からの撤退を控えてラストランマークを掲げるトップナンバー9001F。正式な撤退が発表されると沿線はレールファンでお祭り騒ぎが続きました、奇しくも隣の目黒線には南北線から直通の9000系が追いかけて来ています。(どちらも新丸子駅で)

 ヘッドマークが付き、ファンのみならず一般利用者からも注目を浴びた9000系の影で、ひっそりと消えた感がある日比谷線直通車1000系。日立製作所のVVVFを搭載するベースとなった9000系とは異なり、東洋電機のVVVF制御装置を搭載している事が特徴ですが、登場当初は無段階の磁励音がファンから「おもしろくない音」といわれたとか何とか・・・。日比谷線直通運転の廃止に伴って用途を失い、1988年から25年間の活躍を終えました。こちらは特にヘッドマークの取り付けなどもされず、また引退の予告もされなかった呆気ない幕切れでした。(自由が丘駅付近)

 9000系・1000系共に後年スカートの取り付けが施行されましたが、この1005Fのみ何故か取り付けられることはありませんでした。たまたまやってきた所を後追いで撮影しました。(祐天寺駅)

 

 

 

 

 

 


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