Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

茶懐石料理教室【2018年6月】

2018-06-05 23:32:04 | 懐石料理&和食

今日は茶懐石料理教室へ行ってきました




6月は夏の懐石として、さっぱりとしたお料理の数々を教えて頂きます


向付は「鯒湯洗い 芽じそ 梅酢 大葉 山葵」。

「夏の白身魚の王様」と言われる鯒を、湯洗いして氷水で締め、梅酢で頂きます


汁物は「湯葉 合わせ味噌仕立て 落とし辛子」。

生の巻湯葉を薄味で温めて、落とし辛子と一緒に合わせ味噌に浮かべたもの


煮物椀は「水無月真蒸 干し椎茸 隠元 木の芽」。

6月といえば茶席の定番のお菓子は水無月ですが、それをしんじょうで作りました


焼物は「いさき若狭焼き」。

本来の若狭焼きや若狭地をかけながら焼きますが、今日はシンプルに漬け込んでしまって焼きました



強肴は「うざく」。

うなぎ料理の中でももっともさっぱり食べられる一品ですね。きゅうりだけでなく大葉もいれて、さらに爽やかに仕立てて


八寸は「鱚新茶焼き 茗荷甘酢漬け」。

一晩風干しした鱚を焼いて新茶をまぶしたものと、茗荷を甘酢漬けにしたもの。



香の物はたくあん、奈良漬け、伽羅蕗の3種盛りでした。



お菓子は「紫陽花きんとん」。

淡いピンクと藤色の2色のあんをこし器で濾して、出来上がったもので餡玉を包み、露寒天をあしらいました。とっても可愛いです