Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

先斗町「水明会」

2018-10-25 15:18:23 | 京都花街

祇園甲部の「温習会」、上七軒の「寿会」、宮川町の「みずゑ会」につづいて、先斗町でも秋の舞台「水明会」が始まりました


(写真は報道系サイトからお借りしました)


先斗町は芸舞妓さんの人数が少なく、メディアにもあまり出てはいないようで、祇園甲部や宮川町や上七軒に比べるとなじみがないようにも思いますが、以前にこちらの歌舞練場で着物ショーに出たことがあって、思い出深い場所です


水明会は他の花街と同じく、芸舞妓さんが日頃のお稽古の成果を披露する場として1930年に始まり、今年で105回目を迎えます。毎年古典の演目を中心にした構成となっています


今年は常磐津「寿栄広」で始まり、長唄「高砂丹前」、大和楽の三題「雨」「梅」「城」、清元「雁金」、そして最後に長唄「越後獅子」で華やかに締めくくります


紅葉にはまだ早いこの時期の京都ですが秋のおどりを楽しむ旅行をしてみたいところですね