Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

明後日は清明・草木清明風光明媚

2021-04-02 23:17:00 | 季節行事


明後日は清明。生きとし生けるあらゆるものたちが清らかに生命を輝かせる頃です。草花🌸🌹が咲き乱れ鳥🕊や虫🐝が舞い飛びます❤️


清明のころには、沖縄ではご先祖の墓にお参りしてお供えをする「御清明祭」と呼ばれる先祖供養の行事が行われます。中国から伝わった風習ですが、ご馳走やお花やお酒🍶をお供えした後は、自分たちもそれを食べて歌ったり踊ったりして、賑やかにご先祖をもてなします😊


初候である4/44/9は「玄鳥至(つばめきたる)」。

はるか遠く南から海を渡り、つばめたちがやってくるころです。家の軒下など、私たちの身近なところに好んで巣を作るので、誰でも一度は巣を見かけたことがあるのではないでしょうか


48日は仏教の行事の「お花まつり」が行われます。この日はお釈迦様が誕生した日とされていて、誕生仏をお花で飾り、甘茶🍵をかけてお祝いします💕


次候である4/104/14は「鴻雁北へかえる(がんきたへかえる)」。

冬を日本で過ごした雁が、シベリアの地へ帰っていきます。この時期の曇り空を鳥曇と言うのだそうです。雁の群れが薄曇りの空の下、北の海を渡って行く姿を思い起こさせるからでしょうか


日本の行事ではありませんがこのころにはイースターがありますね。キリストの復活を祝う日で、春分を過ぎて最初に訪れる満月の次の日曜日です。カラフルなイースターエッグ🥚は、キリスト教徒でなくても見ていてわくわくするものです❤️


末候である4/154/19は「虹始めて見る(にじはじめてあらわる)」。

お天気の変わりやすい春ですが、雨上がりこ空に初めて虹🌈がかかるころだそう。夏にかけての夕立☔️の後に虹🌈が多くみられるようになります。虹には色々な種類があって、霧の中にかかる白い虹を白虹、月明かりに浮かぶ淡い虹を月虹、二重にかかる虹の内側にある濃いものを主虹、外側にある薄いものを副虹と呼びます😊


中国では清明の前に積んだ摘んだ中国茶の茶葉🌱を「明前茶」と呼びます。これはいわゆる一番茶で、香りがよくほのかな甘みのあるお茶。いっぽう清明のころに摘んだお茶は「雨前茶」と言って、明前茶よりも味わいのあるものになります


春分前に摘んだ茶葉は「分前茶」と呼ばれる最上のお茶ですが、気候によっては取れない年もあるそうですよ😳