Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

アドベント

2021-12-01 23:10:00 | 季節行事

もう12月ですね。今年はまだ暖かいですが、来週からはめっきり寒くなり年末らしい陽気になるとか💦


今日、保育園ではアドベントの行事が行われたようです😊


アドベントとは日本語では待降節と言い、クリスマスまでの約4週間のこと。12/254週間前の日曜日に始まり、12/24までの期間をさします。


キリスト教圏ではこの期間にお家でクリスマスの飾り付けをしたり、クリスマスマーケットにお買い物にいったりしてクリスマスを迎える準備をします💕


保育園で行われた行事は、このアドベントの期間に飾られる、アドベント・キャンドルという、4本のろうそく🕯がついたリースの1本目に火をつけるもの。このろうそくはアドベントの期間、毎週日曜日に1本ずつ火🔥を灯します。



玄関の前には大きなクリスマスリースが飾られています。もみの木や柊といった常緑樹と、赤い木の実や松ぼっくり、リボン🎀やベル🔔の飾りなどでで作られるのが一般的なリース。


常緑樹は生命力を表し、赤い色はキリストの血を、リボンやベルなどは魔除けの意味があるのだそうですよ。そしてその輪状の形は終わりが無いことから永遠を意味し、永遠に続く神の愛を表します😊


そして玄関の中にあるカウンターには、高さ10cmくらいのお人形がたくさん並べられていました。こちらは「キリストの降誕」の場面を現したものです❤️

舞台はベツレヘムの小屋。ベツレヘムでは宿が混んでいて泊まることが出来ず、生まれたばかりのイエスは、ヨセフとマリアに見守られ飼い葉桶に寝ています。



その3人を取り囲むのは、星🌟に導かれて贈り物を携えてイエスに会いに来た東方の三賢者、天使の知らせを受けて来た羊飼いと羊、天使、小屋の牛やロバです。


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羊飼いたちが野宿をしながら夜通し羊の群れの番をしていた。すると主の天使が近づき主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。天使は言った。


「恐れるな。私は民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ、主メシアである。あなたがたは布に包まり飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」


すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」


天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った。


そして急いで行き、マリアとヨセフ、飼い葉桶に寝た乳飲み子を探し当てた。


(ルカによる福音書 2:8-16


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イエスがヘロデ王の代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、見よ、東からきた博士たちがエルサレムに着いて言った。


「ユダヤ人の王としてお生まれになったかたはどこにおられますか。わたし達は東の方でその星を見たので、そのかたを拝みにきました」。


ヘロデ王はこれを聞いて不安を感じた。エルサレムの人々もみな同様であった。そこで王は祭司長達と民の律法学者達とを全部集めて、キリストはどこに生れるのかと、彼らに問いただした。彼らは王に言った。


「それはユダヤのベツレヘムです。預言者がこうしるしています。『ユダの地、ベツレヘムよ、おまえはユダの君たちの中で、決して最も小さいものではない。おまえの中からひとりの君が出て、わが民イスラエルの牧者となるであろう』」


そこでヘロデはひそかに博士たちを呼んで、星の現れた時について詳しく聞き、彼らをベツレヘムにつかわして言った。


「行って、その幼な子のことを詳しく調べ見つかったらわたしに知らせてくれ。わたしも拝みに行くから」。


彼らは王の言うことを聞き出かけると、見よ、彼らが東方で見た星が、彼らより先に進んで、幼な子のいる所まで行きその上にとどまった。彼らはその星を見て非常な喜びにあふれた。そして家に入って母マリヤのそばにいる幼な子に会い、ひれ伏して拝み、また宝の箱をあけて黄金・乳香・没薬などの贈り物を捧げた。


(マタイによる福音書 2:1-11


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お部屋にはアドベント・カレンダーが飾られ、クリスマスまで毎日ひとつの絵をめくり、クリスマス当日を心待ちにして過ごします💕