Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

市場でお買い物 / 子供のためのバレエ / おうちごはん(イタリア料理: 基本上級・6月)

2019-07-06 23:11:49 | バレエ&ピアノ&乗馬

今日は土曜日ですが夫が午前中はお仕事の日なので、掃除と洗濯を済ませると、子供達を連れてお買い物に出かけました


今日・明日と魚介を多く使ったディナーを作る予定でしたので、魚介の鮮度に煩い夫のために、新鮮な魚介を手に入れようと市場へ


娘は以前も連れてきたことがありますが、ここに来るのは初めての息子


たくさんのお魚や貝、海老や蟹に驚きながら、とても楽しそうに私のあとをついて回っていました


お買い物のあとは保育園へ移動し、子供達を見つつ役員会に参加。


秋のバザーの話し合いでお昼近くまでかかってしまったので、急いでお昼ごはんを食べさせて娘をバレエへ連れて行きました


8月に行われる子供のためのバレエ舞台の案内を頂いたそうで、見に行ってみたいというので、早速申し込みをすることにしました


夕方は帰宅した夫に子供たちを預けて、もう一度保育園へ


今度は娘のクラスの個人面談で、小学校入学に向けて、家庭と保育園でそれぞれ取り組むべきプログラムを話しあいました


夜は子供たちの寝支度を早めに済ませてから、ゆっくりディナーを楽しみました


今日のお料理のレッスン記事はこちら↓

【イタリア料理教室:基本上級編・6月】


前菜はホタテのカプレーゼ。カプレーゼというとモツァレラチーズ・トマト・バジルですが、色合いは同じでも、こちらはホタテ・トマト・アボカドで作り、レモン&ハーブのドレッシングで


パスタはバーリ風焼きリゾット。本当はムール貝で作りたかったのですが、市場でも売り切れていたので、代わりにとっても大きなアサリで作りました


メインは有頭エビのハーブソテー。やはり新鮮な海老を仕入れてきただけあって、夫からの評価は上々でした。こういうシンプルなお料理は素材自体がとても大切になりますね




保育園の七夕祭り

2019-07-05 23:08:12 | 季節行事

今日は二日早いのですが、保育園では七夕まつりがおこなわれるということで、仕事を早退させて頂いて、私も子供たちと一緒に参加してきました


仕事が終わって急いで保育園に駆けつけると、娘はもう浴衣を着せてもらっていました


息子は従兄弟のお下がりで頂いた甚平がちょうど良いサイズで、今年はこれを着せています。今は甚平が可愛らしいのですが、年長さんくらいになったら、男の子用の浴衣を着せてみたいなぁと思っています


まず初めはブラックシアターで七夕のお話が上演されました。織姫と彦星がなぜ七夕の夜にしか会えないのか、どうして雨が降ると会えなくなってしまうのか、物語を聴きながら知っていきます


ブラックシアターのあとは園庭に出て全員で盆踊り。例年はこの日のために、ご近所のおばあさまたちが何日も保育園に来て、子供たちに盆踊りを教えて下さっていました


今年はご都合が合わず園児たちだけでの練習&本番でしたが、みんな上手に踊れていて心配していた雨も降らず、お外で楽しめたので良かったです


盆踊りのあとはジュースをもらって水分補給


週末の七夕のために作った飾りを持ち帰らせてもらうことになり、ご満悦の表情


ほんの1時間ほどの七夕まつりでしたが、子供たちの可愛い姿を見ることが出来ました


娘にとっては保育園での最後の七夕まつりになりました






みやび会お千度

2019-07-04 23:22:30 | 京都花街

7月4日、京都最大の花街・祇園甲部では、「お千度」という行事が行われました


祇園甲部の舞の流派は京舞「井上流」ですが、そのお家元である井上八千代師と門下生で構成される「みやび会」という組織があります。みやび会では毎年7月に「お千度」と呼ばれる、芸事の向上と夏の無病息災を願って八坂神社まで詣でる行事が行われています


(画像は報道系サイトからお借りしました)


井上流の門下生はほとんどが芸舞妓さんですので、祇園甲部の芸舞妓さん総出で行われるとても華やかな行事


みやび会の皆さんは毎年新調される揃いの浴衣を着て参拝します。皆さんで同じ浴衣を着ているのですが、それぞれの年代で着こなしが違うのが楽しいのです


今年の浴衣は白地に和傘柄でした。


(画像は報道系サイトからお借りしました)


舞妓さんはもちろん浴衣も肩上げをしていますが、出たての若い舞妓さんは赤い可愛らしい夏帯を、少しお姉さんになると薄いピンクの夏帯、芸妓さんになると白い夏帯、もっとお姉さんになるとグレーがかった夏帯など、帯や小物も様々に年齢にあわせて変えていらっしゃいます


(画像は報道系サイトからお借りしました)


美しい芸舞妓さん方の涼しげな浴衣姿を拝見できる、貴重な機会です




七夕

2019-07-03 10:12:37 | 季節行事

今週末は七夕ですね


そもそも七夕とは、日本にもともとあった「棚機」という行事と、織姫と彦星の伝説と、奈良時代に中国から入ってきた「乞巧奠」が合わさって出来たもの


「棚機」は「棚機女(たなばたつめ)」として選ばれた乙女が、清い水辺にある機屋にこもって衣を織り、それを神様に供えて秋の豊作を願う行事でした


織姫と彦星の伝説は中国から入ってきたもので、正しくは牽牛と織女と呼ばれる男女が、年に一度、7月7日の夜にだけ会えるという物語


「乞巧奠」はその織女にあやかって、7月7日の夜に庭先に設えた裁断に針や糸を供えて機織りや裁縫、芸事などが上達するようにと願う行事です


平安時代には主に星祭りとして宮中でも七夕行事が行われるようになり、里芋の葉に溜まった露で墨を刷り、その墨で梶の葉に和歌を書いて願い事をしました


江戸時代になり庶民の間にも七夕行事が広まるようになると、梶の葉の代わりに五色の短冊に願い事を書いて笹に吊るす現在の七夕行事の形が出来てきます


茶道では七夕の趣向というと、定番なのが梶の葉、糸巻き、カササギなどです。梶の葉は上で説明した通り。糸巻きは乞巧奠に由来します。ではカササギはというと、こちらは織姫彦星伝説に由来します。


天帝の娘である織姫(織女)は、働き者の牛使いの彦星(牽牛)と出会って結婚するのですが、仲が良すぎたせいか、お互いに機織りや牛使いの仕事を放りだすようになってしまい、天帝の怒りに触れてしまいます


怒った天帝は二人を天の川の両岸に引き離して、会えないようにしてしまったのですが、織姫は泣き暮らすばかりで、彦星も悲しみで仕事が手につかないまま


泣き続ける娘を不憫に思った天帝は、年に一度7月7日の夜だけ2人が会うことを許しました。7月7日の夜だけは天の川に橋が架かり、行き来できるのです


その天の川に橋を架けるのがカササギです。カササギはとても知能の高い鳥で、人間でいえば3~4歳程度の知能を持っているのだとかカササギが翼を広げて、何羽も連なって架け橋を作り、その上を織姫と彦星は渡るのだそうです


百人一首の中でも「鵲の渡せる橋に置く霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける」と詠われていますね。


ですから、この時期に和風の趣向のもので抽象的な鳥の柄があれば、カササギを表しているのだと考えるのが一般的なのだそうです


茶道を習っていると、こういう行事ごとの知識なども自然と教えて頂けます






五花街合同公演

2019-07-02 23:07:46 | 京都花街

先週末、最近の京都では初夏の風物詩ともなっている「五花街合同公演」が2日間に渡って行われていました


(写真は報道系サイトからお借りしました)


この五花街合同公演の歴史はそれほど古いものではなく、今回で24回目だとか。おおきに財団と京都花街組合連合会が主催するイベントで、毎年6月下旬の土日に南座で行われています



(写真は報道系サイトからお借りしました)


それぞれの花街から芸妓さんや舞妓さんが出演して、様々な演目の舞踊を見せてくれるのですが、一番の注目は終盤に上演される「舞妓の賑い」。京都五花街の舞妓さんがそれぞれの街から4名づつ出て、同じ演目を同時に舞台上で踊るもの


花街毎に踊りの流派が違うので、同じ演目を踊っても振り付けがそれぞれ違うのですが、その違いを見比べることができるとても貴重な機会です


今年は祇園甲部では地唄「鳥辺山」、宮川町は長唄「君が代松竹梅」、祇園東は清元「青海波」、上七軒は長唄「浪枕月浅妻」、先斗町は清元「北州」でした。


それぞれに美しい艶やかな舞が見られそうですね


この公演の後には「五花街の夕べ」と題したイベントも用意されています。別途料金がかかりますが、瓢亭・菊乃井・つる家・柊家・炭家の老舗料亭のお座敷で京料理を食べながら芸舞妓さんの舞やおもてなしを堪能できるもの


またそれよりも少しリーズナブルに、ハイアットリージェンシー京都の大広間で同じくお料理と芸舞妓さんの舞やおもてなしを堪能できるイベントもあります


公演から続けて参加すれば、丸一日花街の華やかさに触れることができますね