Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

ピアノ好きの息子

2019-07-11 23:47:54 | バレエ&ピアノ&乗馬

我が家のリビングには、娘の2歳の誕生日プレゼントに買ったKorgの赤いミニピアノが置いてあります


まだ息子に手がかからなかった頃は、よくお風呂上がりに娘と一緒にミニピアノ用の楽譜でピアノを弾いたりしていたのですが、その後はそんな余裕もなく、自動演奏をたまにかける程度になっていました



そんな中、1年ほど前から息子が週に1~2度、自動演奏をかけながらピアノを両手で弾いて遊ぶようになってきました


自動演奏で曲が流れている間はまるで自分が演奏しているかのようにポロンポロンと鍵盤を弾き、曲が終わるとお膝に両手を置くのです


やはりピアノがとても好きなのでしょうね


娘もこれからレッスンを始めるので、息子にやらせてあげられるようになるのはまだまだ先ですが、男の子も何かひとつ楽器が出来ると良いなぁと思っていたので、本人の心と体の準備が整ったら習わせてあげたいです




四万六千日とほおずき市

2019-07-10 23:41:56 | 季節行事

昨日と今日、東京・浅草の浅草寺では、なつの風物詩である「ほおずき市」が行われていました


7月10日は浅草寺の御本尊である観世音菩薩の「四万六千日」と呼ばれる縁日で、この日に参詣すれば四万六千日参詣したのと同じ功徳があると言われています


室町時代の頃から観世音菩薩には「功徳日」という縁日が設けられていました。功徳日とは、その日に参詣するとたとえば100日分や1000日分の功徳が得られるという特別な日のこと


浅草寺が始めた四万六千日の縁日が次第に広がり、明和年間に芝の愛宕神社でも四万六千日の縁日が行われ、その日に境内にほおずき市が立ったそうです


もともとほおずきの実を食べると病気が治るという民間信仰があったため、愛宕神社のほおずき市が縁起物として人気を博し、それを受けて浅草寺でも四万六千日の縁日にほおずき市を立てることになったとか


今年も100軒ほどの屋台が境内に並び、鮮やかな朱色のほおずきが売られています




イタリア料理教室【基本特別編・7月】

2019-07-09 23:17:42 | イタリア料理

先日、イタリア料理教室へ行ってきました


先生が今月を最後に春まで産休に入られるので、今月はスペシャルメニューとして、パーティーメニューのレッスンです


まず前菜1品目は「トマトのグラニータ」。湯むきして種をとったトマト・砂糖・レモン汁・塩・バジルを容器に入れ、ミキサーにかけます。



しっかりとミキサーで回したら一度漉して、ラップを敷いたバットに流し込み、冷凍庫で冷やし固めます。しっかり固まる前に一度取り出して、ミキサーにかけて砕いておき、食べる直前までまた冷凍庫で冷やせば完成です



続いてドルチェは「Gelatina di spumante」。アルコールの効いた大人向けのデザートです


小鍋に砂糖・水を入れて火にかけ、砂糖が溶けたらふやかしておいたゼラチンを加えて溶かし、スパークリングワインを加えて、氷水を当てながら冷やします。


型に流し込んで冷蔵庫で冷やし固めたら、フォークなどでクラッシュし、グレープフルーツと交互に容器にいれて、ミントを飾れば完成です


続いてはメインの「Torta di carne macinato」。イタリアの家庭料理で、ミートパイのような一品です



薄力粉と冷えたバターを手で潰しながらそぼろ状になるまで混ぜ、真ん中にくぼみを作って卵黄と水を加えたら、なるべく体温が伝わらないようカードなどを使って混ぜ合わせます。


ひとまとまりになったら打ち粉をしながら何度も折りたたみ、ラップをして冷蔵庫で休ませます。



生地を綿棒で伸ばして、バターと打ち粉を塗った型にはめ、もう一度冷蔵庫で休ませたら、タルトストーンを乗せて180度のオーブンで20分空焼きします。



焼いているあいだに詰め物を作りますね



フライパンにオリーブオイルをひいてみじん切りの玉ねぎをじっくり炒めたら、合挽き肉を加えて炒めます。


お肉に火が通ったら赤ワインを入れてアルコールを飛ばし、トマトピューレ・トマトペースト・1cm角に切って下ゆでしたじゃがいも・ちぎったバジルを加え、水気を飛ばしながら炒めて、塩コショウで味を整えます。



焼きあがったタルト生地に詰め物をしっかり押して詰め、上にシュレッドチーズ・粉チーズ・スライスしたミニトマトを乗せて、180度のオーブンで20分焼けば完成です


詰め物にカレー粉を加えたり、上にミニトマトだけでなくズッキーニを乗せたりと、色々アレンジのできるお料理のようですよ


続いては前菜2品目の海老とズッキーニのレモンソテー



オリーブオイルをひいたフライパンで、厚めに切ったズッキーニ・背ワタを取って殻を剥いた海老をソテーしたら、アンチョビを加えて混ぜ合わせ、レモン汁を入れてソースを絡めたら、粗熱をとってズッキーニを土台にピックで刺せば完成です


前菜3品目は王道の生ハムメロン。イタリアだと赤肉メロンを使いますが、日本だとやはり青肉メロンが一般的です。カットしたメロンに生ハムを巻き、塩コショウ・オリーブオイルをかけたら、仕上げにミントを飾って


今の時期ならメロンですが、桃・いちじく・柿など、酸味が少なく甘みの強いフルーツでのアレンジもおススメだそうです


最後に作るパスタは「Zappa di pesce con paccheri」。ナポリで食べられるもの、ブイヤベースのようなスープを使ったパスタです


オリーブオイルをひいた鍋に、みじん切りにした玉ねぎとニンニク・鷹の爪を入れてじっくり炒め、白味魚の頭を入れて軽く炒めたら、白ワインを加えてアルコールを飛ばし、トマトピューレを加えて10分ほど煮ます。


ムール貝は糸足を取ってよく洗い、白ワインといっしょにフライパンに入れて蓋をして火にかけ、貝が開いたら貝を取り出して、煮汁は漉してさきほどの鍋に加えます。


白味魚の身に塩をして海老とともに鍋に加えて10分ほど煮込み、イカを加えてさらに5分煮ればソースの完成



一度具材を取り出したら、茹でたパスタを加えて混ぜ合わせ、器に持ってから具材を上に飾れば出来上がりです


全て出来上がったところで、お待ちかねの試食タイムに


前菜1品目はトマトのグラニータ。バジルが効いていて冷たくて、夏の前菜にぴったりです


前菜2品目は海老とズッキーニのレモンソテー。食欲をそそる色合いの食材の組み合わせに、レモンの香りがいかにも夏らしいですね


前菜3品目は生ハムメロン。ミントが程よいアクセントになり、さっぱりと食べられる一品でした


パスタは魚介のスープ、パッケリ添え。パッケリは茹で上がってからはほとんど吸水しないので、パーティーなどの時にもおススメのパスタなのだとか。夏らしくピリッと鷹の爪が効いていて、とても美味しかったです


メインは挽き肉とじゃがいものタルト。これは子供も大人も間違いなく大好きなお味で、前日に作って1日常温保存しておくことも可能だそうで、まさに大人数のパーティー向け


ドルチェはスパークリングワインゼリー。アルコールを飛ばしていないので、しっかりとワインの味を楽しむことができます。グレープフルーツの酸味や色合いもぴったりでした


グレープフルーツのほかに、パイナップルで作っても美味しいそうですよ






昨日は小暑・やや暑熱を催す

2019-07-08 10:23:46 | 季節行事

昨日は小暑。じめじめとした梅雨がやっと明けて、本格的な夏が訪れます


初候である7/7~7/11は「温風至る」。

熱気を含んだ夏独特の風が吹く頃です。7月7日には七夕がありますね。関東ではまだ梅雨明けしていないので、この日に晴れ渡った星空を見上げた記憶があまりないのですが、一度満天の星空に流れる天の川を見てみたいものです


7月9日には、浅草の浅草寺でほおずき市が開かれます。私の母や祖母はこの日を「四万六千日(しまんろくせんにち)」と呼んでいます。この日は功徳日と言いこの日の観音様参りは、四万六千日参詣したのと同じご利益があるとか


次候である7/12~7/17は「蓮始めて開く」。

夏の花である蓮が咲き始める頃。蓮の花は朝開いて昼頃にはもう閉じてしまい、なかなか満開の蓮の花を見に行く機会がないのが残念です。日中に見てもお花の内側から薄く発光しているかのように見える色合いはとても美しいですね


7月15日は関東では東京盆とも呼びます。もともとは7月15日に行われていたお盆ですが、今はほとんどの地方が新暦にあわせた8月15日に行うのに対して、東京では新暦でも7月15日に行っています


末候である7/18~7/22は「鷹乃学を習う」。

鷹の雛が飛び方を覚え、巣立ちに向けた準備を始めるころです。この時期に一番有名な行事といえば「土用の丑の日」ではないでしょうか。夏の土用の期間とは立秋前の18日間を指し、その時期の丑の日が「土用の丑の日」。


年によってはひと夏に2回の土用の丑の日があって、一の丑、二の丑と呼びます。この日に鰻を食べるのは今では恒例ですが、その習慣は江戸時代から。暑い夏に栄養たっぷりの鰻を食べて、夏バテを防止したいものですね




ピアノの体験レッスン / 神社の夏祭り / おうちごはん(イタリア料理: 手打ちパスタ特別・6月)

2019-07-07 23:21:33 | バレエ&ピアノ&乗馬


バレエは1年半、英会話も始めてから半年が経ち、いまのレッスンペースにも慣れてきたので、今日は新しい習い事をスタートさせるべく、ピアノの体験レッスンに行ってきました


まずはピアノは楽しいものだと思ってもらいたくてお教室を色々探して、同じくらいの年頃のお子さんのいる先生のお教室へ


やはり先生は子供の扱いがとっても上手で、娘はノリノリでピアノの前へ。片手で弾ける簡単な曲を教えてもらい、とても嬉しそうでした


ピアノを弾くだけでなく、描いたりカード遊びをしたり歌ったりを取り入れながら、楽しくリズムや楽譜の見方を教えてくださいます


そんな娘のレッスンを見ていた息子は自分もやりたくて何度もピアノの方へウロチョロしていました



体験レッスンがとても楽しかったようで、そのあと実家へ遊びに行くと、娘はすぐに習った曲をおじいちゃんおばあちゃんに披露し、30分以上も弾いて「ピアノ習いたい」と言い始めました


先生のレッスン方針や子供への接し方など我が家にとてもあっているようでしたので、早速入会させて頂くことに


初レッスン日はまだ決めていませんが、夫と私と娘の3人で通うことになりそうです


夕方になって雨が少し小降りになってきたところで、近所の神社の夏祭りへ行ってきました


まずは長い階段の上にある本殿へお参りに。息子もちゃんと自分で長い階段を登りおり出来るようになって、この1年での成長を感じました


今年は雨のせいか小さい子向けの屋台が少なかったのですが、くじ引きをしたり射的をしたり、お買い物をしたりと、それなりに満喫できたようです


娘はチョコバナナ屋台のルーレットで当たりがでて、チョコバナナを2本ゲット


息子はくじびきで緑色の剣をもらい、とても大切そうにもっていました。これでママの苦手な蜘蛛をやっつけてくれるそうです(笑)


その後も雨は降り続いていたので、夜は私がお料理をしているあいだ、子供と夫でダンボールの車をつくり、お部屋や廊下で遊んでいました


子供たちの寝支度が済んだところで、ゆっくりディナーを楽しみます


今日のお料理のレッスン記事はこちら↓

【イタリア料理教室:手打ちパスタ特別編・6月】


前菜はズッキーニのインヴォルティーニ。スライスしたズッキーニでハムとチーズを巻き、ハーブパン粉をまぶしてオーブンで焼いたもの。お酒の進む前菜です


パスタは手打ちパスタイカスミ入りタリオリーニ、ズッキーニとトマトのソース。イカの苦手な夫も、市場で買ってきたイカで作ったこのパスタは気に入ってくれたようです


メインはサーモンのコトレッタ、ネギクリームソース。本来はタラで作る冬のお料理ですが、美味しそうなサーモンがあったので代用してみると、ネギクリームとの相性が抜群でした