株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(1.27.06)

2006-01-26 16:38:08 | 明日のモニタリング銘柄
結局今日は、前場の寄りに買った4295フェイスをそのまま持ち越し、終了間際に密かに狙っていた6920レーザーテックを8530円で買いました。フェイスは期待を裏切り続けておりますが、有利子負債ゼロの会社です。レーザーテックは、以前にも書いたように7717Vテクノロジーと同様な業態の液晶や半導体の検査装置メーカーです。Vテクとの違いは、オックス情報の財務評価でAAAの最高位にランクされていることと、PERがまだ28倍弱と低いことです。片やVテクは財務評価はBBでPERは70倍です。ちなみに、今話題の4753ライブドアの財務評価はBBであり、この評価を見るまでもなく、筆者は一昨年の100分割の時だけは45万円ほど儲けさせて貰いましたが、それ以降はライブドアは一切の監視・売買銘柄とはしておりません。理由は主力のポータル事業ではヤフーにはとても追いつけないと思っていたからです。もちろんフジテレビの騒動の時のMSCB大量発行で嫌気に止めを刺されておりました。Vテクはそのような財務評価とは知りませんでしたので、昨年暮れ近くから監視から外しました。

さて、今日も結構上げましたが、ほとんどデイトレでは参入する銘柄がありませんでした。唯一、仕手株の真柄建設だけ、後場の途中から噴きましたが、これはやむを得ません。そもそもあまり真剣に相手する気はなく、もし325円まで降りてくれば拾おうと思い指していただけでした。しかし、PERは18倍ですので、どこかの赤字会社の仕手銘柄よりか少しはましでしょう。

1.2426P&P △

 今日の515Kまでの成り売りは見事でした。筆者が気づいた時には既に530Kあたりですかさず特買いが入っておりました。今日は引けにプラスで終わらせることが出来ませんでした。これは明日に向けての不吉な現象です。しかし、テクニカルにはOSCが+6%の28%とコンバージェンスしており、乖離幅も-57Kもあります。この特異なテクニカル数字が明日はどう出るのか注目。

2.3756豆蔵 △

 この株もPER348倍も何のその、しぶとく盛り返しOSCもまだ+2%の40%です。気がつけば1月10日からの連続ストップ高の水準をクリヤーしつつあります。これからどう動くのか注目。テクニカルにはじり高傾向をサポートしております。

3.2413ソネットM3 ▲

 この優良株もOSCが+3%の37%と絶好の位置です。場さえよければ再度上昇し700Kを目指すのでしょう。決算発表もなんなくクリヤー。シンプレックス・テクノロジーと同じで、驚愕の決算など出るはずもありませんが、着実に業績を伸ばしていくのでしょう。それにしては、親会社のソネットが低迷しているのは困りものです。そのソネットは、OSCが+3%の35%と伸ばしておりますので、明日は一泡吹かせて貰いたいものです。

4.3754エキサイト △

 この株、いつからこんなに人気が出たのでしょう。またまたOSCを毎日1%ずつ伸ばして着実な上昇気流に乗っております。まだ34%のOSC値です。

5.3783ナノメディア △

 これも23日の底から、OSCを今日で+3%の36%と盛り返してきました。PER云々よりテクニカルに見てこの30%台はこの株としては上場当初以来の低水準ですので、お金のあるかたは明日もご注目。

6.3780メビックス △

 ついでに直近IPOをもう1つ。これもOSCが+4%の38%と19日の41%に並ぶ勢いです。30%台は買いというセオリーからもご注目下さい。こちらは手の出る値段でしょうか。

7.5456朝日工業 △

 この地味だが堅実な株、今日もOSCが+1%の48%となり、分割前の69%からすると随分と調整されております。PER10倍は特筆もの。これからも見直し買いが進むのではないでしょうか。

8.2450一休 △

 これもOSCが+3%の35%とまだ騰勢を保っております。

9.3387クリエイト・レストランツ ○

 今日マイナスしましたが、これでもOSCは36%と+6%コンバージェンスしております。根強い人気を保っておりますので、ちょっと下げたところが狙い目か。今日もそうでした。-110円位に落ちますがゼロ近辺まで戻しておりました。

10.3776BBT △

 今日ははっきりしない値動きでしたが、OSCが+4%の26%です。何時噴くかわかりませんので、ウォッチだけはしておいた方がよいかと思います。しかし、値動きがトリッキーでなかなかに難しい株ですね。高値追いは何度も裏切っていたようです。下で待つのが良いでしょうね。それは今日の安値の548Kあたりです。

11.9438MTI △

 今日は出来高が少なくおとなしかったようですが、OSCはまだ+2%の35%です。上にもう一波乱あっても良さそうです。RSIも+3%の27%と低い水準です。それだけ下落の傷が深かったのでしょう。しかし、これで3日連続プラス。そろそろ戻ってくる片が大勢いるかも知れません。なかなかに玄人はだしの値動きがある面白い株です。

12.4325バンダイビジュアル ▲

 このところ出来高が細っておりますが、PER29倍の登り株です。20日に東証一部への指定替えが発表されている有利子負債ゼロの優良ライセンス会社です。大化けする可能性もありますので、ウォッチ継続したいと思います。OSCが+3%の50%と切り返しました。乖離幅もまだ+6Kです。590Kの23日の高値越えがいずれは見れるかも知れません。

13.6908イリソ電子工業 ▲

 今日も調整して指数値が1月4日よりも落ちました。乖離幅はたったの+50円です。業績は上方修正しており、後はテクニカルに反発するだけです。OSCは+1%ですが、コンバージェンスしております。そろそろ反発期待での買いがあるかも知れませんのでご注目下さい。

14.4794デザインエクスチェンジ ▲

 不思議な株です。赤字ですがあまり株価に関係ないようです。10万円を切れば、かつても復活を遂げております。1K単位で上がると値段が安いだけにボラティリティが高いのです。OSCが+4%の36%とちょうどよいポジションです。指数値的にもそろそろですので監視を怠らないように。

15.4788サイバーコミュニケーションズ ▲

 OSCが+6%の42%となりましたが、指数値面から見ると12月9日頃の数値を示しており、まだ戻しが足りません。もっともPER227倍が過大評価と言われればそれまでですが、今日もオプトやDACも戻しており、ネット広告への追い風は止む気配がありません。と言うわけで、どこまで復活するかご注目を。

16.8922IDU △

 この株も結構しぶといですね。きょうもこれだけ上げましたが、その中での調整も済ませているようです。OSCは結果的に+2%の34%となっており、昨日同様な絶好なポジションです。今日に引き続き騰勢を保つかどうか注目。

17.4797ICF △

 さすがに今日は上げ一服のようでしたが、これでもOSCは+1%のたったの27%です。如何に値段の割には売り込まれていたかですね。明日は果たして反発を更にするのかどうかご注目下さい。

18.4819デジタルガレージ △

 これも投資ファンド銘柄として売り込まれていた株です。今日はOSCが-2%の28%とダイバージェンスしております。恐る恐るの上昇と言えます。指数的にはもっと吹っ切れて上に行ってもよい銘柄ですが、何だか訳が分からないビジネスですので、おっかなびっくり、半信半疑での売買となっているのでしょう。テクニカルにもOSCが28%であり、明日は少なくとも寄りでは反発すると見ております。

以上です。
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底値当ても難しい

2006-01-26 12:06:40 | 株に出会う
全体としては相場は上げているのですが、それは前日比での上昇であって、当日の寄り付きから上げていく銘柄を見つけ出しそれに追随するのは結構難しいものです。

今日は寄り付きで、昨日の下げがきつかった4295フェイスを45000円で試しに買いました。少し下での指し値でしたがそのまま出来てしまっておりました。昨日下げたこの株こそ、昨日の安値近辺で指しておくべきでした。これも後から気がつく始末です。相場が始まると人間目の前の板の動きにどうしても気をとられてしまいます。機関投資家が前日から綿密に明日の戦術を練りに練って相場に向かうと言います。弱小の個人投資家がそれもせず、惰性で板に張りついていても到底そのような準備周到なプロ集団に勝てる訳はありません。

案の定、昨日宣言した底値で待つ戦法を、8944ランドビジネス3776BBT4306バックスグループ、そして1839真柄建設で実践中ですが、場当たり的なせいか少しも当たりません。そこで反省してみました。

反省の前に、底値当て戦法で1つ思い出したのですが、目の前でドンドンと下げてきて自分の指し値に近づいた時に、果たしてそのままじっとしていられるか、ということです。逆のケース、つまり少し上に持って行かれているときは、そのうち下げるだろうと我慢する方は易しいような気がします。現に過去に筆者はあわてて下に指し値変更をしたことを思い出しました。それは結果的には失敗だったことが多いようです。

要するに市場に追随はしなければならないのですが、皆さんと同じ行動を取っていては利益が転がり込んでこない訳です。市場は往々にして行き過ぎてしまいますので、その裏をかくためには、本来そこまでは売り込まれることはない株価かどうかを、テクニカル面からも判断する必要があるようです。

もう少し学習がいるようですが、今のところ次のような戦法が良いのではないかと考えております。

1.順張りケース1:

  前日プラスで終わっておりテクニカルにも上昇基調にあるものは、前日終値近辺を底値と考え、寄りでその近辺で値が付いていたら、そこで買いエントリーする。今日の注目銘柄でいうと、3360グリーンホスピタルサプライ6730アクセル4829日本エンタープライズあたりがそれに該当します。

2.順張りケース2:

 朝の寄りで結構高く始まってしまった順張りケースは、OSCが前日比イーブンに落ちるか前日終値水準まで下落するまで待ってから買いエントリーする。今日の注目銘柄でいうと、7844マーベラスエンターテインメント(461KがOSC33%で前日同値)2426ピーアンドピー(OSC21%で-1%だがまだ前日比プラス)2409ネクストジャパン(OSCは-2%だが前日比でまだプラス)3356テリロジー(28%、+1%でまだ調整待ち)、といったところが該当します。落ちてこなければ、その日は諦めるということになります。

3.逆バリケース:

 4295フェイスがまさにこのケースです。前日安値近辺で待つ必要があります。5967前田金属は、既に前日安値の554円を下まわっております。このまま推移するとOSCも1%ですが前日より下げておりますので、明日も下落基調となります。この場合は引けにかけての動静を見て、前日安値を2ティックくらい抜いたかどうかで判断することが必要です。場の途中での参戦は筆者の経験からも外れることが多いのでご注意下さい。1839真柄建設の場合も、前場終了段階では同様に、前日安値338円を下まわっております。OSCは53%と前日比イーブンですので、これから反発するのか下落に向かうのかどっちとも言えません。これも引けにかけての判断となります。

以上、この膠着状態の相場から、今後の教訓らしきものを考えてみました。

何しろ、早く資金を増やして愚妻の損失補填の原資を作らねばなりません。昨日と同じ事をやっていては同じ結果しか得られません。日々工夫することでスキルが磨かれるようです。このところ、この下げ相場にも利益が出ていたので少し慢心していたようです。これが最も大きな反省です。
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