株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(1.31.06)

2006-01-30 17:39:48 | 明日のモニタリング銘柄
後場終了の20分ほど前に用があって出かけました。後場に481Kで買った6730アクセルも、今日はこの程度で動きはないだろうと思って出かけたのですが、帰って来て見てみると全般に新興市場は引けの10分くらいで下落基調を強めておりました。アクセルも-4Kに転落です。こういうとき逆行高を演じる株がありました。4816東映アニメーションです。前回のライブドアショックの時も、時間差があっての下落はありましたが、結構な逆行高でした。前場に買った8902パシフィックマネジメントは、後場の寄り付きから様子がおかしいため389K(-4K)で損切りました。追随して買った愚妻は乏しい資金なのに損切りが遅れて-10Kほど失ったようです。どうも、今日の後場は一部を除いて手出しをするべきではありませんでした。

さて、売買経過と反省はさておいて、明日は一体どうなるのかをテクニカル面から探りつつ注目銘柄を挙げてみたいと思います。

1.3778さくらインターネット △

 この相場にしては良く踏ん張りましたが、それは23日に266Kまで落とされて以降のリバウンドが弱かったとも言えます。また証券新報が取り上げていたというのもミソをつけてしまったのかも知れません。(証券新報が取り上げる銘柄は要注意であることはこの業界の定説です)しかし、OSCは38%と踏ん張っております。明日、突き落とされる可能性はもちろんありますが、軒並み後場にやられたこの惨状では、この株にかすかな希望が持てるというものです。(何だか弱気節ですな)

2.3376オンリー △

 今の相場はよく分かりません。この株11日に下方修正してから下げ続けておりました。ところが出来高こそ少ないものの、今日のこの相場で+39Kを引けにつけているのです。確かに23日がボトムではありました。そこからの回復基調を辿っていたものの、金曜日はまたマイナスに転落していた株です。何故、今日逆行高を演じるのか?皆目検討がつきません。そこで、下方修正の内容を確認してみました。売上が前回見通しよりも800M¥、率にして11.4%下方修正しております。そして、第一四半期の売上は1590M¥でした。これを単純に4倍すると6360M¥となり、下方修正での見通しの6200M¥より多くなります。そこは今後の誤差があるとして、要するに売上が10%少々少なかっただけなのです。しかし、発表前の597Kが先週の金曜日は478Kまで、約20%も調整を食らっておりました。つまり下げすぎていたというのが今日の反撥の原因のようです。しかし、OSCがお陰で+2%の14%という前代未聞の水準です。明日の切り返しがあるかどうかご注目下さい。

3.6159ミクロン精機 ▲

 こういう渋い株は、世の中が沈んだときに本領を発揮するようです。つまり逆境に強いということでしょうか。それだけ世の流行から一歩外れて、我が道を行くのを旨とする会社ということでもあります。そういえば、名医を抱える大病院のように、お客さんが列をなして待っている状態を営業の理想とする3753フライトシステムコンサルタントが、今日もどういう訳か上げております。常連客をついに抱え込んでしまったのでしょうか。そうなると強いです。常連ということはいつでも一緒に連れ添うということです。浮気しないとも言えます。お客が浮気しない会社というのは安定する以外にありません。そのためには、この会社のような燻し銀の技を発揮して、世のため人のために貢献する真の面目を持つことが条件となります。またくどくなってしまいました。このくらいで止めときます。

4.3773アドバンストメディア ▲

 久しぶりに取り上げます。このAMIちゃん。OSCが+2%コンバージェンスしております。そして筆者がつけている指数値も23日以来の低さです。今日は引けに最安値を付けましたので、明日は1000K割れは必定でしょうから、後はどこまで落ちるかです。50Kも落ちれば言うことはありません。そこからは反発を開始する筈です。しかし、一度は溺れかけたAMIちゃん、よく復活しました。auの携帯で道案内するとの報道が火を付けているようですが、よく考えてみて下さい。道路を歩きながら携帯の画面を覗き込んでいる若者だけでも辟易するのに、その上、全員ボソボソと何事かしゃべっている風景というのは、一体この世のものなのでしょうか。外人から見れば日本人は気がふれているのではないかと思うのが落ちです。筆者のカーナビにも音声入力の機能がありますが使ったことはありません。密室のクルマの中でも面倒なのです。まあ、そうした音声認識技術に対する筆者のネガティブな思いは横に置いておいて、明日はAMIちゃんの動向に注目。

5.2314レントラックジャパン △

 この株も我が道を行く派です。3月1日にCCCに吸収されるのでいずれ上場廃止です。それにしてもHPが重い。ちょっと映像表現に凝りすぎです。力が入りすぎております。しかし、オンラインDVDレンタルというのは、ちょっとびっくりです。月額2千円くらいで、いつでもネットで予約し、期限なし、配送料無料という優れものです。これでは映画館に行く必要がなくなるほどです。ところがこの会社シネマコンプレックス型の映画館の運営にも乗り出すようです。何故?まさか映画館でDVDを見せるのではないでしょうね。ところでこの地合のなか、OSCは+1%の55%と更に伸ばしました。また上げる気配です。

6.8275フォーバル △

 こういった会社は筆者の好みではないのですが、そうばかりも言っていられません。何せ、テクニカルにはOSCが+1%の54%と堅調に昇っております。明日もこの調子ならジリジリと上げるようなのです。不可解なのはPERがなぜ9倍弱なのかということです。その理由を詮索しようと思いましたが、楽天がまたメンテナンスに入ったようです。この次にします。

7.4329ワークスアプリケーション ▲ (中間減益注意)31日朝追加
 
 OSCが-14%の32%とダイバージェンスしております。出来高が細って来ておりますが、この株突如出来高を伴い20Kも上昇する間歇温泉株に変貌しております。158Kを16日に付けてからの戻りが少々遅れております。今日博打株のアルチザネットワークスが噴いたように、明日はこの真面目なソフト会社にお鉢が回ってくるかも知れません。

8.9888UEX △

 チタン取扱量はトップクラスの商社です。今日も延ばしてOSCも+1%の53%です。16日の1395円という直近高値も見えてきました。右肩上がりのチャートで本日25日線も楽々抜きました。PERは8倍少々。財務内容は悪くはありません。但し、ちょっと地味かなと。別に地味が悪い訳ではないのですが。。。

9.6908イリソ電子工業 ○

 25日線を割り込んでからの、この株の反発に期待。財務評価トリプルAの多極コネクターで独自技術をもつ渋い会社です。16日に5460円まで行ってから調整をしておりましたが、そろそろ反転態勢が整ってきたようです。OSC46%、乖離幅-130円。指数値も12月30日の水準に近づいてきております。筆者の明日の本命。

10.8902パシフィックマネジメント ▲

 OSCが前日同値の27%のままです。後場はさすがに下げましたが何とか前日安値の371K割れは防ぎました。何と言っても、指数値が12月8日段階まで下がっていることです。明日は少し押されてからの反発に乗って、今日の損をリカバリーするため虎視眈々と狙いたいと思います。幸い、愚妻もまだこの株にしがみついております。夫婦で奈落の底に落ちなければよいが。。。

11.3746メディアエクスチェンジ ▲

 あえて火中の栗を拾うならこの株です。OSCが27%とコンバージェンスして、指数値も昨年来の最低水準です。チャートを見ると悪夢のようです。何でライブドア傘下に入ったのか筆者には謎です。吉村伸社長をインターネット黎明期のリーダーとして、筆者もさんざんこの株を推奨してきました。この際ライブドアから離脱できないものだろうか?123700円でライブドアに昨年割り当てております。この株価水準ならパワードコムあたりが引き取ってもよいのではないでしょうか?ともあれ、これ以上の押しがあれば一枚噛むことも良いのでは。

12.2360ウィーヴ ▲

 この株も遅れて切り返してきました。今日も引けにかけて騰勢を強めております。OSCは+5%の32%と買い頃です。16日の260Kのピークへの一里塚として明日は、まず25日線をきれいに抜いて欲しいものです。社名はWe've got everything you would needからきております。なら、明日も株を上げて欲しい!!

13.2337アセット・マネジャーズ ▲

 あまり不動産株は取り上げませんが、この株には愚妻が分割前に縁があり、ずっと気にかけております。何せ5分割前に180万円を愚妻に融資し、資産株としてずっと持つように強く約束したにもかかわらず、資金のショートから勝手に処分してしまったのです。元来ヤクザな性分であったことを忘れてしまい、つい情けをかけてしまった筆者が悪かったのですけれどね。今まで持っていれば400万円です。トホホ。まあ個人的なことはともあれ、この株今日の下げ方がひどく、指数値がまたまた落ちてきました。あくまで700K台に落ちてからの反発狙いです。不発に終われば見逃すことを忘れないように。OSCが今日で34%です。これが20%台になれば買いでしょう。この株、昨年9月27日に付けた30%が最近の最低値です。今、如何に押されているかです。

14.4819デジタルガレージ △

 この株も投資ファンドだけに値動きを読むのが難しいのですが、OSCが前日比イーブンと踏ん張っております。ここからの反発はまだあり得るということで明日は注目。あまり高く始まるようだとリスクが大きいので見逃す手。何しろ名うての株です。

【踏ん張り銘柄】

・3762テクマトリックス
・4566LTTバイオファーマ
・3784ヴィンキュラムジャパン
・3338明治電機工業

【尻上がり好調銘柄】

・6664オプトエレクトロニクス
・3390ユニバーサルソリューションシステムズ(ストップ高)

以上です。明日は、どうも下げ基調のようですが、個別株では地味な株が活躍しそうな予感がします。
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高値警戒で一旦売り

2006-01-30 11:30:18 | 株に出会う
前場は、全体に調子よく始まったようです。しかし今日も上げると5連ちゃんとなりますが、そろそろ先週金曜日あたりから相場の濃淡が出ておりますので、前場に持ち株をすべて処分しました。3776BBTを618K(+37K)で、5456朝日工業を586K(+16K)で、そして6920レーザーテックを8990円(+460円)で売りました。BBTは早目の利確で失敗でしたがボラティリティの大きな株ですので、この程度の利益で十分です。

前場の終わりには、OSCが低く気になっている8902パシフィックマネジメントを393Kで新規買いしました。前場終了でOSCは+1%の28%です。引けにかけてもう少し上げておいて貰うと理想的な反転パターンとなります。

登録している新興市場銘柄の今日の前日比凹凸を見ると、概ね6割くらいがまだ上げているようです。筆者の注目銘柄は2銘柄を除いてほぼ上げております。しかし、上げている銘柄でも、今日の寄り付きよりも更に高く前場を終わっている銘柄はざっと3-4割程度です。従って、新興市場はそろそろ利食いの圧力の高まりが優勢と見ることができるかと思います。少し調整をして貰って、再度の反転サインで買い増しをしたいと思いますが、その間は、テクニカル指標上で面白いポジションにある銘柄の反発に乗る程度の遊びを考えております。
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